保育園建設反対の実態 | 少子化対策を考えるブログ

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騒音だけじゃない! 「保育園vs近隣住民」のトラブル例に学ぶべきこと
【女性からのご相談】
千葉県で、住民の反対によって保育園の建設が中止になってしまいました。ひどいと思..........
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市川市で住民の反対によって保育園開設を断念した、というニュースがありました。

今日紹介する記事は、
1)もし自宅のすぐ近くで「保育園建設」の話が持ち上がったらどうするか、というアンケート調査
2)各地で起きている園vs住民のトラブル例
3)トラブルを解決するための関係者の努力の例
4)幕末の日本の子育て事情
と、様々な角度から園vs住民について解説しています。良い記事だと思います。

アンケート調査では、「反対しない」が71%、(場合によっては)「反対する」が25%でした。

子供の歓声には目をつぶるべきだ、という考え方もあるようですが、実際に騒音はかなりのもののようです。例えばこちらのページには、騒音に耐えられずに転居した、という体験談もあり、「騒音に反対=神経質すぎる」とは必ずしも言えないことがわかります。

トラブル例では、目下国内最大数の待機児童を抱える世田谷区で、開設予定の保育園の半数が住民の反対運動の対象となっていることが紹介されています。

トラブル解決に関しては歩み寄りが不可欠のようで、様々な努力が必要なのだということが伺えます。

トラブルについては、騒音と送り迎えの交通事情に集約されるように思います。防音壁の設置はほぼ必須のように思えます。送り迎えは、園の前が駐車可能なくらい広い道路があるか、駐車場を設けるかのどちらかが必須であるように思います。

しかし防音壁はともかく土地の問題は大都市ではかなりシビアな問題です。駐車場が必須、といった設置基準を設けると、たちどころに建設可能な保育園の数が減るように思われます。解決可能な方策が個々の保育園によって大きく異なるだけに、問題の深さを感じます。




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