10月30日の朝日新聞に、
「私たち一人ひとりは、間におおむね6人の知り合いを介せば、世界中のほとんどの人とつながり、間接的に知り合いになれる」という記事が載っていた
これは「6次の隔たり」という概念で、さまざまな社会実験によって、すでに証明されているという
その記事には
「私たちがたった6人を介するだけで多くの人とつながれるのであれば、個人の行動や貢献も広範囲に影響を及ぼす」
しかるがゆえに
「利他的な行動が、最終的にその人の幸福度を上げる」
といったことも書かれてあった
開祖は、一見遠回りに見えても、一人ひとりの価値観・心を改造していくしか、平和で豊かな理想境建設はなし得ないとして、この道を創始され、
「我々は、まず自らをすぐれた人間に成長させ、そして周辺にもいい影響を与えようではないか」と説かれたわけだが、この「6次の隔たり」論が事実なら、やはり開祖の手法は非常に理にかなったものであったといえるだろう
師とは本当に偉大である
それにしても、世界中のほとんどの人が、友達の友達の友達の友達の友達の友達だったとは
どおりで世の中狭いはずだ
逆にいえば、それだけ世界中の人々は、強い縁で結ばれているということになる
「情けは人のためならず」
「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」
人と人との縁の深さに人々が本当の気づくことができれば、理想境建設は夢ではなく、思ったよりもずっと手の届きやすいところにあるのかもしれない、と思えてきた
・蛇足
拳法教範によると、先祖の数は初代が二人、五代が三十二人、十代が千二十四人、二十代が百四万人、三十代が十億七千万人!
(ちなみに日本の天皇家は、現代百二十五代目だそうです)
どう考えても、少なくとも日本人同士なら誰もが親類縁者といえるでしょう……
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』