鉄なべで鉄分補給するのに効果的な料理としては、カレーがおすすめですが、 できれば長く煮たほうが、より多くの鉄分が補給できるそうです。
ガラス鍋でカレーを1時間煮込むと、0.18mgしかない鉄分が 鉄なべだと、1.64mg、2時間では2.08mg、3時間だと3.12mgも溶け出るんだそうです。
(*NHKの「あさイチ」より。)
鉄なべで鉄分補給するコツは、長い時間煮ること。
長い時間煮こんでおいしくなる料理といえば、 カレーとおでんくらいしか思い浮かばないんですが、 例えば野菜くず、特に玉ねぎの皮は、 ちょっとお酒を足して煮込むと、いいだし汁になります。
今まで捨てていた根菜の葉や、ピーマンのヘタなども一緒に煮込んで、 軽く味付けすれば、ちょっとした野菜スープになりますし、 味噌汁にすると、お医者さんもおすすめの健康食品になります.。
(今、みその健康効果が大注目されています。) もったいない精神で鉄分補給、悪くない話だと思いますが。
鉄なべで鉄分補給するもう一つのコツは、酸性の調味料を使うことです。
味噌・醤油よりケチャップ、ケチャップより酢を使うこと、との事です。
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玉子焼き用フライパンは、どうも日本独自のもののようです。
四角い形は、外国にはないらしく、関東で関西では大きさも違います。
だし巻き卵が作りやすいように、先が上向きになっているものもあります。
玉子焼き器 倭 鉄製 IH対応 ( 卵焼き器 エッグパン 玉子焼き フライパン ガス火対応 片手鍋 卵焼き 鉄製鍋 鉄鍋 片手鍋 玉子焼きパン 調理器具 調理用品 オール熱源対応 )
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*legs of snake(蛇足)
酢が体にいいことはいうまでもないことですが、 酢はいつから使われ始めたのかというと、はっきりわからないみたいです。
吉田元氏の「日本の食と酒」という本にも、記述はわずか3、4ページだけ。
酢に関する残っている資料が非常に少ないんだそうです。
ただ、狂言に「酢はじかみ」というのがあるので、 室町時代、市中で酢を売る商人がいたことは確かなようだとのことです。
また、鹿児島県霧島市で作られている黒酢が、 古来からの製造法を今に残している姿ではないかといわれているそうです。
なんといっても、非常に手間と時間がかかる製造法で、 作業効率やコストパフォーマンス重視の現代的感性とは相いれないものですから。