Stella Maris アロマの時間

Stella Maris アロマの時間

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$Stella Maris アロマの時間-レモン

レモン

学名は、Citrus limon です。

主産地は、アメリカ、イタリア、スペイン、南アフリカ、イスラエル、ブラジル、ギニア です。

主成分は、リモネン、シトラール(特徴成分)、オクタナール、リナロール です。

レモンはとてもなじみのある果物ですね。酸っぱいので、食べて楽しむと言うよりは、紅茶に入れたり、はちみつのレモン漬けなど、他のものと一緒になって威力を発揮する事が多いです。

レモン精油は、朝の目覚めにスッキリとさせるために香りを嗅ぐと効果があるので、私は洗顔の際に少し入れたりします。

光毒性がある精油ですので、注意して使用する必要があります。

他の柑橘系の精油と同様に胃腸の不調を緩和したり、デオドラント効果が高いので、体臭予防や脂性肌をケアするにも良い精油です。

ヨーロッパに広まったのは12世紀の頃で、十字軍の兵士が持ち帰ったとされ、壊血病(ビタミンCの不足によっておこる病)対策に薬用として使用されました。

免疫低下にも効果があり、ラベンダー、テイートリーと一緒に使用すると、免疫系を刺激し治癒力を高めると言われています。

風邪やインフルエンザの季節に使用すると効果的ですね。


次は、テイートリー精油について書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-ペパーミント



ペパーミント


学名は、Mentha piperita です。


主産地は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、イタリア、フランス、インド、中国、スペイン、ブラジル です。


主成分は、l-メントール(エル・メントール 特徴成分)、l-メントン(エル・メントン)、1,8シネオール、イソメントン です。


最近は、喫茶店でもフレッシュミントのハーブティーが頂けるようになりましたが、歯磨き粉に入っていたり、ガムなどのお菓子やケーキの飾りでもミントはよく使われるようになりました。


私のペパーミントのイメージとしては、乗り物酔いや時差ぼけ(ジェットラグ)に効果があると最初に思い出します。


乗り物酔いの場合、ペットでも効果があるようです。体が人間より小さいので濃度は薄くする必要がございますが、その話を聞いた時はアロマの力って凄くっておもしろいなぁと思いました。


皮膚刺激のある精油ですから、トリートメントでも手作り化粧品でも少量の使用がおすすめです。


メントンが血圧を上げる作用があるので、高血圧、てんかんの方への使用は避けて下さい。


健胃作用もあり、消化器の不調、肩こりや捻挫、歯痛、抗菌作用も優れており、衛生管理、消臭と幅広く活躍する精油です。


ラベンダー、ティートリー、ゼラニウムなど混ぜて使用すると相乗効果が発揮出来るでしょう。


それぞれ一度研究されて、いろいろな使い方を試してみてはいかがでしょうか。



次は、レモン精油について書いていきます。


Stella Maris アロマの時間-ホームケア

ホームケアを少しやってみようかと思われて、実践して下さっているでしょうか。


私もそうですが、日常生活に追われていますと、どうしても自分に心を向ける事が後回しになってしまいます。


眠る前のひとときだけでも、少し時間を取ってみて下さい。毎日、5分の時間を自分に向けるだけでも、翌朝目覚めた時が違ってくるでしょう。


手作り化粧品は少し材料とか方法がわからなくてと思われる方は、市販されている無香料のジェルやクリーム100ml(もしくは100g)に、お好みの香りの精油もしくは、求めている効能の精油を2~3滴入れて混ぜて使用してみて下さい。


使用期間は2ヵ月くらいを目安にして使い切って下さい。精油は1種類でなくブレンドして使う方が、香りの変化を体感出来ますので、楽しみながら作ってみて下さいね♪


風邪の季節ですから、ジェルにユーカリやティートリーに少し甘い香りを混ぜて作られてはいかがでしょうか。


○ックスヴェポラップは有名ですが、それと同じ効果が得られます。眠る前に胸や背中、のどに塗って眠ると息がしやすくなって、風邪もどこかへいってしまうかもしれません。


ペパーミントも良いですし、ローズウォーターを少し入れると職場に持参して、仕事中にリフレッシュに使ったり、鼻がすっとして良いですね。

家庭で使用して保湿を重視する方はジェルをキャリアオイルに替えると良いでしょう。


Stella Maris アロマの時間-ホームケア


私の場合、手作り化粧品で一時期よく作っていたのが、ハンガリアンウォーターでした。


ハンガリアンウォーターの事は、ローズマリー精油のページで詳しく書いております。

http://ameblo.jp/shop-stellamaris/entry-11303412296.html


アロマの学校で教えて頂いたレシピで、その当時、捻挫からくる腰痛で痛みを感じていたので、使用したところ、私にはとても合って、使っていて痛みがやわらぐので、とても嬉しかった事を覚えています。


そのハンガリアンウォーターを肩こりの家族に使ってみたら、とても効果があって、精油の効果もあったとは思いますが、家族を思う気持ちと受ける側との思い合う気持ちが合わさっての事でそこにホームケアではの精油効果以外の特徴がありました。


ハンガリアンウォーター30mlのレシピは下記の通りです。


アルコール 15ml

ローズマリー精油 5滴

オレンジスイート精油 2滴

レモン精油 1滴

ペパーミント精油 3滴

ローズウォーター15ml


遮光ビンにアルコールと精油を入れ、ふたをして、シェイクして混ぜ合わせます。

その後にローズウォーターを入れ、再度ふたをして、シェイクして混ぜ合わせると完成です。


作った日をラベルシールに貼って、冷蔵庫での保存で2週間をめどに使い切りましょう。


ハンガリアンウォーターは、他にもレシピがインターネットなどで調べるといろいろありますので、調べてみて、いろいろ作られると楽しいでしょう。ドライハーブで作る、チンキ剤から作る方法もございます。


家族の方へのホームケアでは、人によっては、ミツロウクリームがとても効果があったとか、その方によって、合うものも違います。

それに、家族を思う気持ちがエッセンスとして加わって、ケアする事で自分も癒されたり、お互いの体にタッチする事で言葉ではない部分が伝わって、コミュニケーションが深まると思います。


大切な方に一度お試し下さい。その結果をまたお知らせ下さると幸いです。


次は、ペパーミント精油について書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-ホームケア


こんな写真のように自宅で過ごせたら素敵ですね。好きなアロマの香りとゆったりしたお風呂で癒されます♪


残念ですが、忙しい毎日ではこれだけの準備もままならないですし、1人でゆっくり出来る時間なんで取れないというのが、どの方も同じだと思います。


今回は、ホームケアとしてのアロマテラピーについて書いていきますが、まず最初に大切な事にふれたいと思います。


ホームケアと言いますと誰かにして差し上げるイメージを持たれるかもしれませんが、まずは大切な自分自身をケアする事を最初にして頂きたいと考えております。


いつもいろいろな事情で後回しになりがちな私


いつも家族の世話や仕事で忙しく動き回っている私


頑張って頑張って、心も体もくたくたの私


病気やつらい出来事で心を悩ましている私


お疲れモードの私を少しでも元気にしたいと思うだけでなかなか何も出来ない私



Stella Maris アロマの時間-ホームケア

そんなあなたを別の空間へいざなってくれるアロマテラピーをホームケアで取り入れましょう!!


最初から力を入れて、手作り化粧品を作ったりしなくても良いのです。


お風呂に入る時にお好みの数滴のエッセンシャルオイル(精油)を入れて、寒い時は香りのついていないバスソルトを入れるだけで、体も心も温まり疲れも取れます。


それも難しい時は、芳香浴で精油をお部屋に香らせるだけでも違います。ディフューザーが無くても、マグカップにお湯を入れて、精油を入れるだけで良いのです。


それが生活の一部となって慣れた頃に、お風呂上りにキャリアオイルと好きな精油を入れて、自分の足の膝から下をマッサージしてみましょう。そうするとよく眠れて、翌日の足が軽いのが実感出来ます。



Stella Maris アロマの時間-ホームケア

フットバスをするのも効果的です。お風呂に入れない時に大きなバケツかフットバス用のグッズが今はありますから、熱いお湯と一緒にバスソルトとお好みの精油を3滴で、風邪気味の体もほかほか温まります。


フットバスがめんどうだと思われる方は、洗面器にお湯を入れて、精油を3滴入れて手を浸すだけでも、温まります。


風邪の季節は、ユーカリやティートリーをラベンダーやゼラニウムなどの甘い香りと合わせるのも、とても心地良い気持ちにしてくれます。



大切なあなたを癒せるのは実は貴方自身です。


特別な事が出来たりして人が賞賛してくれたり、誰かが幸せにしてくれる訳でもない。


自分を大切にしてケアして、幸せを実感出来たら、それを身近な方に同じケアをしてみましょう。



次は、ホームケアとしてのアロマテラピーのつづきを書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-チャクラ


チャクラという言葉になじみがあるでしょうか。ヨガを勉強されている方はご存じかもしれませんが、チャクラの意味は、サンスクリット語で「車輪」または「輪」を意味します。


人間の体には7つのチャクラがあり、生命エネルギーの中枢で心と身体のエネルギーをコントロールする場所となります。


それぞれのチャクラは位置によって対応する身体の部分が違います。


第1チャクラ ムーラダーラ(ムーラ=根っこ アーダーラ=支える) 赤 骨盤底 生存 生命力


第2チャクラ スヴァディシュターナ(スヴァ=それ自身 アデシュターナ=宿る所・家)オレンジ 下腹部(生殖器あたり)丹田・仙骨 生殖 免疫力 創造


第3チャクラ マニプーラ(宝石の街 光る宝石) 黄色 みぞおち・太陽神経叢・腰 感情 意志 自尊心


第4チャクラ アーナハタ(宇宙の音) 緑 胸の中央 愛情 調和


第5チャクラ ヴェシュッダ(浄化) 水色 喉 表現 コミュニケーション


第6チャクラ アージューナー(知覚する・知る・コントロールする) 藍 眉間(第三の目) 直観 思考 気づき


第7チャクラ サハスラーラ(千の光を備えたもの) 紫 頭頂の少し上 人生の目的 精神性


Stella Maris アロマの時間-蓮



第1チャクラから上に上がるにつれて、チャクラのシンボルは蓮の花びらをあらわしており、花びらの枚数が増えてきます。


あまり知られていませんが、チャクラに適合したアロマの香りも考えられています。


チャクラは下が一番安定しており、上にいくにつれ、天や宇宙と繋がりのあるエネルギーとなっていきます。

アロマテラピーに当てはめると、次の通りとなっています。


第1チャクラ(ベースチャクラ) ベチバー、パチュリ、ミルラ、フランキンセンスなど


第2チャクラ(セイクラルチャクラ)  サンダルウッド、ジャスミン、ローズなど


第3チャクラ(ソーラプレクサスチャクラ) ブラックペッパー、ライム、ジンジャーなど


第4チャクラ(ハートチャクラ) パルマローザ、ベルガモット、メリッサなど


第5チャクラ(スロートチャクラ) カモミール(ジャーマン・ローマン)、ユーカリ、サイプレスなど


第6チャクラ(ブラウチャクラ) ジュニパーベリー、ローズマリー、ペパーミントなど


第7チャクラ(クラウンチャクラ) エレミ、ラベンダー、ロータス、ネロリなど


(ネロリは、もうひとつ上の第8チャクラとも言われています。)


Stella Maris アロマの時間-ヨガ

アロマテラピーをまた違った視点から見てお考え下さると、自分自身と向き合った時に助けになるかもしれません。


ヨガをしながら、その時の好む香りが何なのかを探る事も今の自分の状態を知る手がかりになります。


普段、運動をされない方がほとんどですが、体を動かす事で活性化して、より自分の体に寄り添い、その情報を紐解くために香りを利用する事も一つの方法です。


どのような代替療法も身体と心が繋がる事で効果を発揮します。まずは、身体との対話を大切にされてはいかがでしょうか。


次は、ホームケアとしてのアロマテラピーについて書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-白檀

サンダルウッド (白檀)


学名は、Santalum album です。


主産地は、インド、インドネシア、パラグアイ、ニューカレドニア です。


抽出部位は、心材(樹皮をめくった木材の真ん中の部分)から水蒸気蒸留法で精油が得られます。


主成分は、サンタロール(特徴成分)、サンタレン、サンテノン です。


サンダルウッドと言う名前よりも、白檀と言う名前の方がなじみがありますね。写真にもありますが、白檀と言えば、とても高価な扇子を一番に思い出します。


成長の遅い樹木で、高貴な香木でインドのサンスクリット語の「シャンダナ」が名前の語源です


宗教儀式に瞑想に古くから用いられ、深みのある香りにはリラックス効果が絶大です。泌尿器系や呼吸器系の感染症に効果があり、皮膚にも効果があり、やわらかくしたり、収れん作用もあります。


男性用のアフターシェーブローションなどに用いると良いでしょう。暑い国が主産地なので、肌に塗ると暑さのなかでも涼しさが感じられるとか。インドのお香にはサンダルウッドの香りが多いですからね。


Stella Maris アロマの時間-白檀


和歌山の高野山へ行った折に、御堂に入る際に身を清める意味もある塗香(ずこう)で手を清めた事があります。


塗香は、カレー粉の中に入っているターメリックも材料の一部で、口に含んで清める事も出来ます。線香などのお香の成分は薬と同じようなものであったので、昔は、体調が悪い時は少し食べたりしていたとも聞いたことがあります。


高野山では、奥之院や周辺の寺に納める線香を作っているお店が1軒あって、それほど高くはないけれど、良い線香があります。奥之院に納められるお線香は、黄土色の線香で何とも言えないいろいろな香りが混ざり合う、飽きのこない香りでした。

白檀の香りのお線香など香木によって、いろいろな種類があります。機会がございましたら、一度足をお運び下さい。



次は、チャクラとそれに適合する香りについて書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-ジュニパーベリー

ジュニパーベリー


学名は、Juniper berry です。


主産地は、ハンガリー、フランス、イタリア、カナダ、クロアチア、オーストリア、インド です。


抽出部位は、ヒノキ科のジュニパー(西洋ネズ・常緑針葉樹)から採れる果実です。 水蒸気蒸留法で抽出されます。


主成分は、α-ピネン、カンフェン、サビネン、テルピネン-4-オール です。


お酒の「ジン」の香り付けに使用され、「ジン」の特有の香りは、ジュニパーベリーの熟した香りです。肉料理に使用したり、ドレッシングやザワークラウトにも使用されます。


Stella Maris アロマの時間-ジュニパーベリー


木についた実はとてもきれいな色ですね。まだ若い熟していない実ですが、何とも涼しげな色をしています。


針葉樹で実を見ると、日本では槇の木の赤紫の実を私は思い出します。庭の木でしたが、実が落ちて小さな槇が生えてきたので、嬉しかった事を覚えています。

引っ越しをしましたので、その小さな木を鉢植えにしたので、少し大きくなって今も我が家にあります。


ジュニパーベリーの香りは、サイプレスよりも、かすかな香りがします。このほのかな香りの精油が浄化(クレンジング)や解毒(デトックス)と心と体の不要なものを出させ、切り替える援助をしてくれます。


ネイティブアメリカンは空間浄化にセージを燻したりしますが、ジュニパーの香りを拡散させる方法で、ちょっとした気のよどみを浄化させ、すっきりさせるようです。


ただし、重い腎臓疾患がある方には使用を避け、高濃度の使用は皮膚刺激がある場合があります。


次は、サンダルウッド精油について書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-サイプレス

絵のように美しい風景ですね。これは、イタリア トスカーナ州の風景です。とても素敵で一度行ってみたいです。


道の両脇が糸杉(サイプレス)です。ゴッホの「糸杉と星の見える道」という絵でも有名です。


死の悲しみや恐れを乗り越える強さを与える神聖な木として古代エジプトや古代ローマでは崇拝されていました。寺院や墓地によく植えられた針葉樹です。


サイプレス


学名は、curessun sempervirens です。


主産地は、フランス、モロッコ、ドイツ、スペイン、イタリア、インド です。


主成分は、α-ピネン、δ-3-カレン、γ-カジネン です。


α-ピネンは、ユーカリにもある成分でしたね。 殺菌と呼吸器症状の改善にすぐれています。


以前、サイプレスが含まれたスチーミングエッセンスが大好きで、朝晩の洗顔の時に使用していました。鼻がすっきり通って、とても心地良かったのです。今は製造しなくなってしまって、残念ですが、冬にユーカリだけでなく、サイプレスを洗顔後のリンスとして使用すると良いでしょう。


Stella Maris アロマの時間-サイプレス

針葉樹の香りはとても大好きな香りで、日本では、杉やヒノキが有名ですが、香りをかぐとサイプレスは何とも言えない染み渡るような深い香りがします。


心に働き掛ける力も強く、興奮を抑え、呼吸を深くさせ、体も心も鎮静させます。ペットロスにも効果があると言われています。


私も経験しましたが、いるはずのペットがいなくなるのは、思っている以上に大きな心の変化を生みます。


また、収れん作用があるので、お肌にも引き締め効果があって、毛穴の開きすぎや皮脂分泌過多、赤ら顔のスキンケアにも用いられます。


汗の気になる季節のデオドラントやヘアケアにも効果があり、香りも効果も男性にも向いていますね。


更年期の顔のほてりや、のぼせ、月経周期を整える精油でもあります。



次は、ジュニパーベリー精油について書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-カモミール・ローマン

カモミール・ローマン


お花を見ていますと、カモミール・ジャーマンよりも大きいですね。こちらは多年草で、古代ギリシャ人には「大地のりんご」とも呼ばれています。


学名は、Anthemis nobilis です。


主産地は、ドイツ、フランス、モロッコ、南アフリカ、イギリス です。


主成分は、アンゲリカ酸エステル類(特徴成分)、カマズレン です。


カモミール・ジャーマンとは特徴成分が違い、カマズレンの割合も少なくなります。エステル類は、抗鎮痙・鎮静・抗炎症・抗アレルギー作用にすぐれています。


りんごのようなさわやかな甘い香りで、アロマトリートメントでのブレンディングする際は、他の精油と合わせる際に新鮮な香りの組み合わせの出逢いがあるように私は思います。

Stella Maris アロマの時間-りんご

子どものケアに用いると気持ちを落ち着かせて、眠りにつけるようです。もちろん、大人にも有効な精油で、精神的なショックやストレスを感じている時に、心を休ませて、安心させる香りです。


消化不良やお肌の炎症、女性特有の症状であるPMSや更年期にも穏やかに作用します。


カモミール・ジャーマンほどではなくても、香りがきつい精油ですので、少量の使用を行い、服用している作用が強いお薬(向精神薬・鎮静剤・睡眠剤)の鎮静させる作用を強める場合もあるので、注意が必要です。


花言葉は、「逆境に負けない強さ」です。


そんな風に私たちも精油の力を借りて、そうありたいですね。



次は、サイプレス精油について書いていきます。

Stella Maris アロマの時間-カモミール・ジャーマン


カモミールと言えば、胃腸にも良い・安眠に効果があると言われているハーブティーと思われる方が多いですね。


カモミール・ジャーマンは、黄色い花芯が盛り上がっているのが特徴の花で、ハーブティーとしては、花を乾燥させたもので、淡い黄色のお茶です。


カモミール・ジャーマン


学名は、Matricaria chamomila です。


主産地は、ドイツ、フランス、モロッコ、ハンガリー、エジプト です。


カモミールの精油は、”カモミール・ジャーマン” と ”カモミール・ローマン” があり、花の形状も違いますが、ジャーマンが一年草で、ローマンが多年草で精油の色も違います。


主成分は、カマズレン(特徴成分)、ビサボロール誘導体、ビサボレン誘導体 です。


特徴成分 カマズレン は、植物には存在せず、花にあるマトリシンが加熱され分解されて、蒸留時に生じます。


また、とても高価な精油でもあり、アズレンブルーと呼ばれる深い青から青緑色の精油で、香りがきつく、トリートメントでも化粧品などに使用する際も少量(1~2滴)で十分です。


特徴成分 カマズレン が、抗炎症作用、抗アレルギー作用がある事はとても有名です。皮膚の不調や子供のケアによく使用される精油でもあります。


皮膚の弱い私は、カモミールの成分が抽出された液体の入浴剤をお風呂に入れたり、顔を洗った時に仕上げにリンスのようにパシャパシャと水に薄めて使用していた時期があります。


随分それで、肌が改善されて、乾燥肌やかゆみにも、夏の汗の不快感も穏やかに効いて重宝していました。


Stella Maris アロマの時間-カモミールティー


初めて飲んだハーブティーもカモミールだったような気がします。最近では、普通に飲まれるハーブティーも、以前は輸入品のお店で見るだけで、とてもめずらしくパッケージもかわいいデザインで買った覚えがあります。


子供の頃に初めて触れたハーブは、ポプリでしたが、郵便で現金書留で送ったのでしょうか、記憶が定かでないですが、東京まで注文して届くのをドキドキしながら待っていた中に入っていたのも、スパイスと一緒に白く乾燥したカモミールの花でした。



次は、カモミール・ローマン について書いていきます。