⚫︎大切なのは、”セラピストが寄り添う”のではなく、まずは、”アロマケアが患者に寄り添う”ということ。
 
 
 
ママと子どものアロマテラピー教室
柳澤実和です。
 
 
 
ハンドトリートメントを通して「子どもの心に寄り添いたい」
 
 
 
レッスンでそんなママたちにたくさんお会いして
 
 
 
「寄り添う」ということについて、どんなふうに伝えたらいいかな、と思っていたところ、最近こんな本に出会いました。
 
 
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とても心に残った言葉があったので、ご紹介しますね。

 

 

 

通常セラピストは、公的には治療目的で施術を行うことはできません。ですが患者に”寄り添う”ことはできます。

 

(中略)

 

とはいえ、いきなり「あなたに寄り添います」とばかりに、そのような態度をとるのはおこがましく、言葉で伝える必要もありません。

 

私たちセラピストは、精油の香りとタッチングというコミュニケーションツールを携えて、患者を訪問します。

 

患者は、病気や治療による、自身にしかわからない心身の痛みを抱えています。

 

 

それゆえ、”寄り添い”は、患者が「アロマケアは一時でも痛みをやわらげてくれる心地よいものだ」と、感じてくれた瞬間から、自ずと始まります。

 

大切なのは、”セラピストが寄り添う”のではなく、まずは”アロマケアが患者に寄り添う”と言うことです。

 

(「介護に役立つアロマセラピーの教科書」より抜粋)

 

 

この本には、高齢者施設だけでなく、終末期医療を提供するホスピスなどでのハンドトリートメントの導入事例についても細かく解説されています。

 

 

 

「介護に役立つ」というタイトルですが
 
 
 
 
「患者」という言葉を「子ども」や「家族」という、自分が大事にしたいなあと思う人の名前に置き換えて読んでみると、またたくさんの気づきがありました。
 
 
 
 
相手が誰であれ、どんな状況であれ、ハンドトリートメントで大事にしたいことはいっしょ。
 
 
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誰もがハンドトリートメントを通して、相手のココロとカラダに寄り添いたい、って思っている。

 

 

 

でも「寄り添う」って、相手を思えば思うほど、難しい。

 

 

 

思いがあるからこそ、言葉では(言葉だから、かな?)うまく届けられなかったり、すれ違ってしまうのですよね。

 

 

 

だからそんな時こそ、届けたい思いや寄り添いたい気持ちは、自分の奥で「体温」へと変えて。

 

 

 

その手に握りしめている、何かをしてあげなきゃ、変えてあげなきゃ、という思いを、いったん手放してみる。

 

 

 

今、目の前にいる人に、一瞬でも心地よさが訪れますよう

 

 

 

ただただそこに向かって、ゆっくりゆっくり、その体温が伝わっていく手に集中する。

 

 

 

結局自分にできることって、そんなことしかないのだけど

 

 

 

そんなときにふと、相手の思いが伝わってくる瞬間があるなぁって感じています。

 

 

 

 

だからこそ自分にできることは、しっかり自分の技術を磨いくこと。

 

 

 

そこにココロを載せていきたいなぁって思っています。

 

 

 

今週は、今年最後のハンドケアボランティアに行ってきます。

 

 

 

来年からは、もう一つ活動の場を増やしていけそうで

 

 

 

身の引き締まる思いもあり、でも楽しみでもあります。

 

 

 

ハンドトリートメントを通しての関わりは、たとえ相手が家族だとしても「一期一会」。

 

 

 

そんな時間を大切に

 

 

 

今夜も娘(小6)の腕を貸してもらおう^ ^

 

 

 

 

 

 
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