前回のブログの答えは、いかがだったでしょうか? | 脳梗塞からの復活(した)奮闘記

脳梗塞からの復活(した)奮闘記

脳梗塞になり、リハビリを兼ねて、書き始めてはみたものの、頭が整理できず中断。退院し脳梗塞の振り返りをまたも中断。今、出逢う人々に助けられて、素敵な毎日を送れている事を書いています!


「何も制約が無かったら、何がやりたいですか?」

 
 目標は、人各々違うと思います。

 
 人生は、一度切りです。


 私は、自分の現状を嘆く事をやめてからは、生きていくのが楽になりました。


 
 それは、色々な人に支えられて、「私の今」があるという事に気が付いたからです。


 「麻痺」「失語症」になったという現実は、変わりません。
 

 でも、術後に対応して下さった、リハビリの先生に「動け、動けと念じたら、動くように・・・。」との言葉を励みにリハビリを続けて来て良かったと思っています。


 手術後、しばらく経った時に、リハビリの先生から、「全ての人に効果がある訳では無い」という説明を受けました。



 以前も書いた話になってしまうのですが、
薬の効果を実験する時に、全く効果の無い錠剤と、効果のある錠剤を被験者に飲ませて効果の差を見るとの話を聞いた事があります。

 効果の無いはずの錠剤を飲んだ方の身体に変化があると・・・。

 これが、プラセボ(プラシーボ)効果なのですが・・・。

 この薬は効果があると言って渡せば、身体がそのように反応を示してくれるそうです。
 (これらの実験を経て、本当に効果のある薬が、世間に流通しているそうです。)



 これらの事は、潜在意識が働いていると言われています。

 
 リハビリの先生が使われた方法が、言葉によるプラセボ(プラシーボ)効果では無いかと、自分では思っています。


 私は、医療に従事しています。

 死んだ脳細胞が復活する事は無いというのを知識の上では、知っています。


 それでも、リハビリの先生の言葉を聞いて、リハビリの励みしてきました。

 
  リハビリによって、シナプスが繋がり動くようになった方を、沢山拝見してきました。
 回復を微塵も疑う心が無かったとは、言いません。


 周囲の励ましによって、右手の指が分離運動ができるまでになりました。

箸も、筆記具も使えるようになっています。

大豆も小豆も、失敗はありますが、箸で摘まめるようになっています。


 何度も書いていますが、「動く」と思って、リハビリをやるのと「動かない」と思って、リハビリをやるのでは、効果に差があるような気がするんです。


 寝る前に、「動く」と思い込ませると、より効果があると言われています。


 色々な本を読んでいるうちに、奇跡は日々の努力を重ねた人が、起こせるのでは無いかと思っています。


 人間の身体は解明されて無いことが沢山あります。

 
 麻痺側が少しでも動けば、出来る事が増えてきます。
 どうか「動かない」と諦めないで下さい。


 最後までお読み頂きまして、ありがとうございます爆笑