วันนี้ก็ไปเยี่ยมบ้านนะครับ        
คนไข้อยูบ้าคนเดียวที่บ้านครับ
เป็น Stroke 2ปีที่แล้วครับ
เขามีข้อติดแล้วก็กล้ามเนื้อรีดครับ
นอนติดเตืยงครับ
ลุกนั่งเองไม่ได้ เดินไม่ได้ครับ
       
น้องสาวก็เลยมาดูแลระว่างทำงานครับ
คนดูแลที่บ้านนี้ เหนือยมากครับ
เขาต้องทำงานแล้วก็ต้องดูแลครับ
        
ผมรู้สุกว่าถ้าที่โพธารามมีDaycare center คนไข้แบบนี้ไปที่Daycar center เวลากลางวันครับ
       
ที่โพธาราม คนไข้ที่อยู่ที่บ้านต้องมีคนดูแลครับ
ดนดูแลก็เลยเหนื่อยมากครับ
        
ผมบอกให้คนดูแลไม่ต้องดูแลคนเดียว ไม่ต้องพยายามดูแล ครับ
       
タイはコミュニティがしっかりしているから、介護問題はないんじゃないかな、ってタイに来る前は思っていました。
          
でも、そんなことはありません。
介護に関する公的支援がないので、介護者は確実に疲弊しています。
         
今日の事例。
50代前半男性、独居、2年前に脳卒中発症、右片麻痺重度
筋萎縮、関節拘縮(麻痺足)あり。
オムツ使用、寝たきり状態(ADL全介助)
意欲低下あり。
               
日中は妹が仕事の合間に家に来て面倒を見ています。
保健ボランティアはいるが、月に1回のみ、何かしてくれるわけではないとのこと。
            
この家の特徴はとにかく介護者が疲弊していたことです。
というのも、本人もとても依存傾向にあり、非麻痺側は動くはずであるが、動かしたくないと言います。
        
こういう家に対して、1回、2回の訪問でできることは少ないと感じています。
というのも、家族に運動指導をしたところで、家族もすでにもう手一杯で実際に行うのは難しいですし。
           
家族が求めているのは歩けるようになること。
いや、しかし、非麻痺側も相当筋萎縮が進んで、麻痺側も拘縮があります。
現実的にかなり難しいなと思っています。
        
例えば、こういう家に対しては、日中通えるデイケアがあればいいなと思ったり、
または訪問リハビリ・訪問看護が定期的に行けるような制度があればいいのに、、、と考えてしまいます。
              
まずは、介護者が疲弊しないように、一人で頑張りすぎないこと、周りに助けを求めるようにとお伝えしました。
             
他にもこういう家はいっぱいあります。
介護疲れが顔からわかります。
                  
タイはコミュニティがしっかりしてると言っても、お隣の家のオムツ交換や清拭まではやってくれません。
だから介護者の負担はとても大きいのです。
            
          
タイの政府の高齢者政策を見ていると、元気な高齢者をより元気にさせる政策は多く見かけらます。
(名目的には「予防」ですね)
「高齢者学校」「高齢者集会」等々。
でも、これってその場所まで来れない人は対象にはならないのです。
            
一番、介護予備軍と呼ばれる人は、病院・保健所まで来ないまたは来れない人たちなのです。
またはすでに病気を持っている人。
          
今後、タイでもそういう病院や保健所まで来れない人の支援をより強くしていってもらえたらと思います。
           
ただ、、、こうやって自宅で何か問題があると思われる患者さんを見つけた時に、私を呼んでもらえるようになったというのだけでも成果の一つなのかなとも思います。
          
私自身の一つの意見でタイの制度の何かが変わるとは思わないですが、いつか何かが変わることを願って、思った事感じた事を日本語・タイ語で発信していければと思っています。