この試合は、いい経験になったはずだ。もちろんピッチで戦っていた選手も、スタジアムで声を出していたサポーターも、テレビで観戦していたサポーターも。このことは、屈辱という言葉で済ましてはならないことだ。試合内容は言うまでもなくひどかった。戦っている選手は本当にいるのか?と疑ってしまうくらい無気力だった。今までのアーセナルを思うととうてい考えられなかった試合なのだが、今では不思議のない試合になってしまっている。いい試合など今年中には見れるかわからない。だが、彼らと共に成長していくのが我々グナーの使命。マンユナイテッドにはこのようなレッスンをしてくれてありがとうと言いたい。これでベンゲルがきちんとした真の補強をすればいいのだがまだ目立った情報はない。パクチュヨンがくるらしい。あくまでもらしいの範囲なので、決まっていないことについてここで話そうとも思わない。ガナーズのユニフォームを着て会見をするまでは何とも言えない。補強についてSky sportsはアンケートを採っている。Who should Arsenal sign?という質問に対して 一番多いのがリールのアザールの43%、次いでエバートンのジャギエルカの28%となっている。だれを補強するにしても新たな風を吹き込んでくれるような個性の持った選手がいい。今のおとなしいチームに刺激を与える選手が必要だ。

ロビンがPKを決めていればと言うのもあるかもしれないが、彼の責任感の強さがあのような置きに行ったキックになってしまった。彼がキャプテンとなったことが好転すると個人的には思っている。リーダーシップがあるように思える。そしてセカンドキャプテンにはヴェルマーレンがいる。彼ら二人が軸となっていくはず。この大敗にアーセナルのホームページで謝罪とアウェイのチケット代を負担することを記事として載せている。そして、キャプテンは若手選手を連れて試合後グナーの元へ行ったのだという。ここが彼の人柄なのだと思う。

皆さんはお気づきだと思う。後半のグナーのチャント。彼らはずっと唄っていた。今まであった何かを伝えるかのように。彼らのチャントには正直胸を打たれた。タイトルにもつけたWe love you Arsenal we doというチャント。単純だが、心に響くチャント。
We love you Arsenal we do
We love you Arsenal we do
We love you Arsenal we do Ohh Arsenal we love you
絶対に我々は元の位置に戻る。そう、てっぺんに。その日まで我々と共に行こう。そして、我々と共にずっといよう。
この屈辱的敗戦が新生アーセナル逆襲への始まりだ。