昨日から浄土真宗本願寺派の

第294回定期宗会が開かれています。

 

 

第294回 定期宗会開会式での
ご門主のご教辞キョウジ(ご門主のお言葉)

  

この度の定期宗会にあたりまして、
議員の皆さまにはご多用の所、
ようこそご出席になられました。

 

 近年の開会式では、決算のうち
歳出について費用対効果など適切・有効な
支出であるかどうかどうか注意を払って
いただきたいと申して参りましたが、
今回の決算を見ますとき、まず歳入を
十分に吟味して頂きたく思います。

しかも21年度だけでなく、多年度にわたっての
傾向を把握しなければなりません。

 

 伝統仏教教団を取り巻く険しい状況を
考えますと時、宗門の改革を次の代まで
待つ余裕があるでしょうか。

 意識の改革はもとより、機構整備、基本法規の

改定など緊急の対処が必要であると思います。
 

 決算書から事態の一端をくみ取って
くださることを期待します。