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m(__)m
1番近いコンサートのリハーサルが先週から始まりました!
私が演奏させて頂く作品は
雅楽の主題による10楽器のためのラプソディ
という作品なのですが、これが作曲され、世に出た年が1983年!!
私と同じ年なのです~~~~☆
まぁとにかく新しい作品ですね!
しかも、10個の楽器で演奏する…協奏曲や交響曲を考えれば、少ない編成となりますが、トリオや、カルテットが主流の室内楽作品を考えれば、なんと賑やかなのでしょう!
しかし、それだけにみなで呼吸を合わせてアンサンブルをするのが難しい………しかも、「合わせる」箇所となるポイントが少ない、いわばわざと意図的にずらさなければいけないので、またそれが複雑で難しい!
厄介な作品です~…!
ピアノパートも、それはそれは非常にムズカシイ。跳躍が多いので、反射神経と運動神経を鍛えられそうです。
でも、響きや、音楽はとてもオモシロイ!
日本の伝統文化である雅楽からヒントを得た作品だけに、どこか日本的…作曲家が日本人なんだから当然といえばそうなのですが、
現代音楽なのに、頭ではなく、心でもなく、どこか日本人が忘れかけている日本人としての「精神」や「感覚」に訴えてくる作品です。
聴いていても、弾いていても、とても心地いいサウンドです。
ぜひいらしてみてくださいね♪
一緒に演奏する方々がまたまた豪華なメンバーですし(☆_☆)
●7月16日(木)
<東京の夏>音楽祭2009 参加公演 ―101年目からの松平頼則 II―
開演:19:15
会場 : 杉並公会堂 小ホール
チケット:全席自由 前売:¥3,000 当日:¥3,500
曲目:松平頼則:10楽器のためのラプソディ(1983)ほか
出演:木ノ脇道元(fl)、宮村和宏(ob)、甲斐史子、亀井庸州(vn)、生野正樹(vla)、多井智紀(vc)、溝入敬三(cb)、塚原里恵(fg)、中秀仁(Cl)、石川星太郎(cond)ほか
詳細:http://www.arion-edo.og/tsf/2009/
*ShoK◎*