スペインツアー あとから日記(1) | 裸足のピアニスト・下山静香のブログ

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オモテの顔はクラシックピアノ弾き。

音楽・芸術を軸に、気になること好きなことを徒然なるままに。

では、今回の「下山静香とめぐるスペイン 音楽と美術の旅」、毎日少しずつご報告してまいりますベル
 

前の日(3日)は夜遅くまで仕事に出ていて、帰宅して荷物詰めて仮眠して、朝6時前に家を出発、成田へGo!

10時20分発のKLMにてアムステルダム経由、マドリードに着いたのは、4日の夜8時前。
実は、ツアー本体の皆さまはお昼頃に羽田発のルフトハンザだったのですが、私は帰り便の都合で希望日のルフトハンザの席が確保できず、別便で向かうことになったわけです。
 

しかし結果的に、私は皆さまより楽をしてしまうことにあせる
ルフトハンザ、フランクフルトでの乗り継ぎが何時間も遅れたそうなのです。それで、皆さまは、私がすやすや眠っていた午前2時近くにホテルに到着されたとのこと!
翌朝も結構早い出発だったので、申し訳ないことしきり。
わがツアーとルフトハンザは、ちょっと相性よくないようですな(^_^;) (←前回は、成田発の時間が5時間も遅れて、なんとフランクフルトからパルマ・デ・マジョルカへの乗り継ぎができず!その日はフランクフルトに泊まる羽目になったのです。まぁ、こういうハプニングも旅の醍醐味ですよ、と笑ってくださる方々ばかりだったので、救われました)

 

そんなことはあったものの、翌日さっそく、アラゴン州のアルバラシンに移動です。

移動はぜんぶ、ツアー専用バス。
スペインのバスは、何しろ乗り心地が良くて、子供のころからずっとバス酔い体質だった私が、スペインで長距離バスに乗りまくったことで治ってしまったくらいです。
道が素晴らしいのと、車体がいいのと、両方ですね合格
今回メルセデスかな、ボルボかな?と思ったら、VOLVOでした。
 

腰から背中のラインにいい感じでフィットする席に座り、5時間ほどの道のり。
途中でみたこんな空すら、感動を覚えてしまう(まさにエル・グレコ!)スペインの旅のスタート。



広大なスペインはバスの交通網が発達していることもあり、規則は大変厳しいものになっています。
4時間半の運転時間のうち、休憩を2回、トータルで45分とらなければならない、という法律になっていて、厳守しなければなりません。
たとえば2時間半走って20分休みをとり、その後2時間10分で目的地に着きそうということになっても、トータルは4時間半をオーバーしてしまうので、必ずもう一度、休みをとらなければならないのです。
でも、そういう厳しい決まりがあるおかげで、事故の話をほとんど聞いたことがありません。
まず、autoviaが渋滞することなどないに等しいので、常に時速100キロから120キロで走っていけるので、恵まれているのですね。

 

さて、アラゴン州に入る前、最初に休みをとったドライブインは、なんだかとてもおしゃれな構え。
カスティーリャのワインを中心に、ずらりと並んでいました。



ツアーの皆さまは、カウンターでそれぞれご自分で注文を楽しまれていました。
すでにお酒を飲まれている方もニコ 私はまずはコルタードcortadoを。カフェオレの、少し少ないものです。
 

そしてこんなものも発見!



バルサのイニエスタが、自分の畑で作ったイニエスタ・ブランドのワイン!
 ロナウドはホテル経営でしたっけ、皆さん商売をされるのですね。
ちなみに、「エニシダ」という植物の名前、この「イニエスタ」という姓から来ているってご存知でしたか? 私は、ガイドさんから聞いて初めて知りました。

 

そんなこんなで、移動も楽しくアルバラシンへ到着。

この続きは、また明日キラキラ(4時間後には起きなければなりませんので~)