4年の夏休みに入る前だと思います。
<÷2桁>の筆算を学びます。
これが超大変なのです!わかりますでしょ。
みなさんも昔これで相当苦労したと思います。
①78÷19 ②85÷27 ③87÷25 ④153÷24
どうですか?商の見当がつけられますか?
ここではどんな力が必要でしょうか?
かけ算の暗算です。
①②で、わる数の<19><27>を2倍、3倍とかけ算していく暗算力が必要です。
ここで、<19→20>、<27→30>と仮の数字(およその数)に見立ててもいいですよね。
③④では、何十とキリのいい数にできにくい、5付近のわる数。
こんな時はほら、前回話した<×25>の感覚が身に付いているとすぐに見当がつく。
このわり算の時に、商の見立てを誤って、「大きすぎた・・・小さすぎた・・・」と
何回もやり直しをしなければならなくて、ゴシゴシ消していると線や問題まで不鮮明になり・・・
もうイライラしているのが手に取るようにわかる。
わり算は難しい!面倒くさい!と嫌気がさしてしまう子どもたち。
先生は教科書通りに手順や考え方を必死に教えるのだけど、
すっきりと理解している子はどれくらいいるんだろうか。
夏休みの宿題に<÷2桁>のわり算のプリントがたくさん出ます。
だけど、夏休み中遊びほうけて、最後にあわてて宿題をしようと思っても、
わり算の仕方を忘れている子が多いはず。
結局クリアされないまま、2学期を迎えてしまう。
で、2学期は・・・
またしても小数・分数になっていくのです。
小数はかけ算・わり算で、1学期のわり算の方法が身に付いていないとちんぷんかんぷん。
ましてや、小数点の位置(位取りの理解)がわからなくて四苦八苦。
分数では、仮分数や帯分数が出てきて、これもたし算やひき算をする。(分母は同じ数)
一年中、追いまくられるように次々と難関がやってくる算数。
それを見越して準備させておかなくては!と
<÷2桁>のわり算を速く楽にするためには、
<2桁×1桁>のかけ算の暗算ができるようにさせなければいけない!
そこで、こんなプリントを作りました。