早い安い旨いの中華麺飯 | 空想俳人日記

早い安い旨いの中華麺飯

 大府は共和駅を過ぎたあたりだろうか、台湾料理屋さんを見つけたので車を寄せた。

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 店先には日替わりランチの表示が。うむ、AとBとCと、3種類もあるぞ。いや、よく見れば、Cにメイン料理が見当たらない。そか、AとBどちらかか。どないする。まあ、店に入るか。

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 店内のメニューを見れば、日替わりと同じ650円という価格でラーメンセットがあった。ほら、あのよくある麺飯せっとだ。650円は飯が主に炒飯系。750円だと中華飯や回鍋飯も。だが、650円の方の中の高菜炒飯に目が釘づけになった。

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「高菜炒飯が喰いたい」急にむくむく湧いてきた気持ちだ。
 そして、高菜炒飯と豚骨ラーメンのセットを注文した。この後だ。驚きなのは。

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 お品が出てきた。早い。ラーメンだけかと思ったら、高菜炒飯も一緒に出てきた。まじ早い。明らかにウルトラマンがまだ怪獣と戦っている時間だ。やっつけてはいない。こりゃ、どんなカップ麺にも負けておらぬ。
 かといって、インスタントな味ではない。きちんと味わい深い。

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 豚骨は、スープもさることながら、黄色い縮れ麺の茹で具合はGoodなり。テーブルのお酢と胡椒を少々垂らしてみた。うん、よい味。

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 高菜炒飯は、もう少し塩味が利いているかと思ったが、意外とあっさりしている。そして、卵がネトネトでもカリカリでもない、さらりとうまく絡んでいる。

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 早い、安い、旨いは、牛丼屋だけじゃないぞ。厨房にはお二人見えるようだ。黙々と無駄口もたたかず、むすっとしながらテキパキ料理してるのだろうな。そのスピード感。こう、言われそうだ。

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「超高速料理手腕、ミエルカ、アルネ」と。見えるわけない。厨房は奥だ。ソッカ、ミエンカ。店の名は、味園香(ミエンカ)であった。

味園香
味園香 by (C)shisyun

味園香台湾料理 / 共和駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5




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