誠実で真摯な麺とセットの中華飯 | 空想俳人日記

誠実で真摯な麺とセットの中華飯

 この中華料理店には2種のランチがある。どちらもメインをチョイシングになるのだが。

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 が、それらよりも、ほれ、中華料理店でよくある、いくつかのラーメンと飯とを選んで組み合わせるメニューもある。ランチよりも、こちらのメニューのがお値打ちだ(通常、同じだったり逆だったりするケースが多いと思うのだが)。

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 そんなわけもあり、例によって、おなじみの麺プラス飯にする。麺は塩ラーメン。飯は中華飯。

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 さて、注文後に気が付いたのだが(入り口近くのカウンターに座ったせいもある)、入り口の外、軒先に燕が巣を作っていた。ひな鳥が巣の中で騒いでいる(写真では分かりづらかろうが)。もちろん、店舗経営とは全く関係ないのだが、なんか、」いたく、ほのぼのとした気持ちになってしまった。

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 お品が到着。塩ラーメンは、きわめてオーソドクスなり。そして、中華飯も。でも、なぜか、誠実に正直に作られている気がした。

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 特に中華飯を観察すれば、けちっていそうな具が見当たらない。そして、それらの素材も、とても真摯な気がした。なんだろう、だからか、美味しさが際立っているのではないが、楽しめる味わいなのだね。

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 慌てて焦って食べるのがばかばかしくなる。目の前のメニューを見れば、お値打ちビールセットの表示が。ううっ、ビールが飲みたくなってきた。いかんいかん、車だ。

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 燕のひな鳥を見たせいかもしれない。いやいや、そうじゃないかろう。自分の気持ちが素直になったせいで、きちんと目の前の料理を興じる心構えができたのと思う。食事は、急いで腹の足し感覚で食べるものではないな、そう思った。

中華料理 紅華楼
中華料理 紅華楼 by (C)shisyun

中華料理 紅華楼中華料理 / 巽ケ丘駅白沢駅
昼総合点★★★★ 4.0




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