クロックムッシュプレートが美味しい | 空想俳人日記

クロックムッシュプレートが美味しい

 カフェライムでモーニング代わりに至学館の学生さんとコラボして作られたメニュー「クロックムッシュプレート」を頂いた。

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 クロックムッシュとは、ハムとチーズをはさみ、オーブンなどで焼き色を付けたサンドイッチ。と知ったようなふりして書いているが、実はカウンター越しにスタッフさんに尋ねたのだ。
「ところで、クロックムッシュって、どういう意味ですか」と。
 まあ、スタッフさんも、そこまでよくわかっておらず、私がケータイで検索したら、上記の通り、説明文が出てきた。フランス語だそうな。
「ありがとうございます。勉強になりました。聞かれたら、応えられるようになりました」と、カウンター内のスタッフさんたちから感謝されてしまった。

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 いやいや、お互いささえあう精神が大切。福祉活動もそうだし、こうした飲食などの店舗でも、お店とお客さんとが支えあう、そういう気持ちになれるって大事だと思う。
 こういう言い方をしてしまったのは、確かにこのお店が障害者支援を行う社会福祉法人による運営だからかもしれない。でも、だからと言って、特別視する必要は全くない普通のカフェとして評価すればいいと思うし、私が味わったクロックムッシュプレートも、このお店のスタッフも、むしろ高評価に値する。

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 カフェラテといっしょに食べるプレートに盛られた品々一つ一つの手作り感。サラダも、ヨーグルトも。あ、パンプディングもいける。

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 特に、そのクロックムッシュは、ベーコンや山芋が入っている。山芋が意外に合うのだ。美味なのだ。
「おうちでもやってみよう」とつい口から出てしまった。

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 かつて、福祉といえば、「少しくらいは大目に見てよ」みたいな、弱者の一生懸命さをりかいしてください、みたいなある種の甘えがよく見られた。でも、今では、この店にいしても、東浦や半田などの福祉視閲軍営する飲食店なのは、普通の飲食店以上の特色を出そうと努力されてるし、そこで働く人たちも、弱者と強者の論理はない。健常者が弱者を大目に見る、そういう哲学を世間にまで浸透させようとするかつての考え方では、逆に溝を深くするd家なのだ。溝をなくす。敷居を低くする、フラットにする。そのためには、おのずからお互いがささえあう、一人一人の持ち味を認め、弱い部分をカバーしあう、そうした本来の人間関係がなくてはならない。
 お店にしても、がんばっtるなあ、応援したいなあ、そういう気持ちにおのずとなってしまうような、そんな雰囲気や場づくり、関係づくりが重要だと思う。このお店のオーナーさんが、おそらく、そうした考えの持ち主で、スタッフさんにも浸透しているのではなかろうか。だから、お店の利用者も気持がよく、美味しく、また来たいと思うのだと。そんな店が、ここ、カフェライムだと私は思う。

カフェライム
カフェライム by (C)shisyun

カフェライムカフェ / 共和駅南大高駅

昼総合点★★★★ 4.0



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