ようこそお膝元へ新メニューざるラーメンとともに | 空想俳人日記

ようこそお膝元へ新メニューざるラーメンとともに

 おおおう、とうとうおいでましたわね、お膝元へ。スガキヤちゃん。確かに、目と鼻と舌の先のキャッスルに、寿がきやさん、あるけど、店としては違うもんね。おいでませ、お待ちかねじゃったよ、だね。

SugakiAeonAtsuta01

 で、そんな店で、「おやや」というメニューを発見。なんですと、ざるラーメンでっか。冷たい麺を冷たいつゆで食べる、スガキヤでは新しいラーメン。うし、記念に、こやつを賞味してみるとする。
 なんせ、あのお値打すっぴんラーメン(一番安い普通のラーメンを巷では「すっぴんラーメン」と呼んでいる。いわゆる、コテコテ化粧していない、地顔のラーメンってわけ)と同じ価格だから、まずは、いいね。
 そして、出来たよコールベルが鳴って取りに行けば、「おおお」、麺が山盛りだよ。どうやら、1.5倍あるらしい。何の1.5倍だろ。多分すっぴんラーメンの麺の1.5倍なんだろね。

SugakiAeonAtsuta02

 でも、これこそ、まさしく、すっぴんもすっぴん。麺の方には、麺しかない。よく写真では、上にキザミ海苔が乗っているお姿で撮されておるが、それは、実際は別添の袋入りでやってくる。あと、別添には、山葵の袋入りだね。

SugakiAeonAtsuta03

 写真の図から、キザミ海苔は麺にかけた。山葵は、スープの方に入れた。

SugakiAeonAtsuta04

 一口食べれば、うん、悪くはない。へんに麺が絡まないように、オイルを振りかけたりしてるかな、ということもない。まじ、すっぴんだ。そういうところは、逆に私には、そそるのだ。
 でも、どこが「ざるラーメン」、つまり、「ざる」なんだろう。普通の器じゃないけ。そう思って食べてると、「おおおお」、正体見たり枯れ尾花。出てきたよ。麺の舌にプラ製のざるが。はじめの、すごいボリュームって感慨からすれば、上げ底感が無きにしも非ず。でも、ま、いいか、このほうが、水分のキレもいいだろうしね。

SugakiAeonAtsuta05

 なあんて、思っていたら、さらなる発見だ! 「おおおおお」。麺の下から、氷ちゃんが現れ出でたるぞ。「あ、そう言えば!」、思い出したのである。スガキヤの夏季限定の冷やし中華。この子も、麺の下に氷を敷いていた。いや、その分、上げ底、じゃなく、むしろ、いつまでも瑞々しくも冷ややかでおられる、これこそ、すっぴんの可愛さの原点ではなかろうか。

SugakiAeonAtsuta06

 さて、この氷、どおしただろう。そして、みなさんも気になるであろう、スープの方、残ると思うが、どしたって。はい。そう。想像通り、ご覧あれ。見事、スープの方に氷を移動。しばらくして、氷が少し溶けたスープをちびちびと頂いたのだ。いやあ、通でしょ(どこが通だ)。

SugakiAeonAtsuta07

 さあ、そこで、最後に、惜しむらくは、の話。いつも思うのは、やはり、スガキヤと言えば、すっぴんラーメンなんかに使われている、あのスープだ。白濁の。私にとって、スガキヤとは、あれなのだ。
 そこで、ざるラーメンのスープも、この醤油系のスープと、もひとつ白濁系のスープの2種を並べたら、いかがかな。2度美味しいし、楽しみも2倍になるじゃないかな。いかがだろう。

スガキヤ イオンモール熱田店
スガキヤ イオンモール熱田店 by (C)shisyun

スガキヤ イオンモール熱田店ラーメン / 西高蔵駅熱田駅神宮西駅
昼総合点★★★★ 4.0




人気ブログランキング