メチャ旨でお得感てんこもりの三品日替り | 空想俳人日記

メチャ旨でお得感てんこもりの三品日替り

 いやあ、メチャ腹膨れたあ。食事後、事務所まで戻る線路沿いの道のりが辛かった。まるでお腹に子供を宿しているみたいな(そんな経験は一度もないが)。金山総合駅南にある何軒かの居酒屋が縦に並ぶビル(金山スクエアビルだったかな)の2F。中華料理の四川菜園。ここ、お昼もやってるんだよね。
 で、ランチを食す。ほりゃ、よくある麺と飯のセット、ここでもあるけれど、750円と、そう安いという感じではない。じゃが、今回注文したのは、それじゃない。三品日替り定食というやつだ。

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 1Fの玄関とこに、本日の三品が書かれていた。ひと~つ、牛肉とジャガイモ煮込み。ふた~つ、トマトと卵炒め。みっ~つ、ワンタンの揚げ物。以上、迷わず、これに決めた。

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 やってきて驚いたのは、ご飯を入れるお茶碗が空である。そして、ご飯が入っているだろうまあるい御櫃が付いてきた。蓋を開ければ、おう、やはり、ご飯だ。ある意味、「ご飯おかわり自由」みたいなものだ。

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 それで、まずは一杯軽めにお茶碗によそう。お茶碗は結構スモールサイズではある。そして、おかずを順繰りに少しずつ摘みながら食べてみた。

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 さて、一見、酢豚に見える品。豚肉ではない。牛肉なのだ。そしてパイナップルではない。ジャガイモなのだ。あと、ピーマン、玉ねぎなどのお野菜。この牛肉が柔らかいのだ。そうか、炒めてあるのでなく、煮込んであるんだな。ほお~。

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 それから、トマトと卵炒め。お野菜と卵を炒めるついでにトマトまで炒めちゃう。これが、また、ご飯がご飯が進くん。いやあ、おかずを少しずつと言いながら、この時点で、お茶碗が空になった。

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 仕方がない(何が仕方がないんだろう)、と、御櫃の蓋を取り、今度は多めにご飯をよそう。揚げ餃子ではない。揚げワンタンだ。香ばしい風味。

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 あと、三品以外に、キュウリの漬物だ。そして、スープだよ。キュウリは普通に食べてみたが、スープは一度飲み、もしやと思って、レンゲにご飯を乗せてからスープを掬い口に入れてみる。やはり、と感心した(この、もしやが何で、やはりが何なのか、言葉にするのは難しい。面倒なだけかも)。
 おかずがまだ半分は残っているのに、お茶碗が空になった。おいおい、どおしよお。仕方がない(ほんとに仕方がないのか)、もう1膳ご飯を頂くか。これも、盛るようにして、ご飯をよそった。
 しかしだ、御櫃には、まだ、ご飯は残ってる。おいおいおい、どないする。残せばいいのだ。だが、そこよ。ジャーなどが置いてあって、そこへセルフでよそいに行くなら適当なところでやめればいいのだが、一人ひとりに、こうして御櫃が配られている。残されたご飯は、他に使うのだろうか。それなら、ともかく、もし、三品日替り定食のお客様には、初めから、この御櫃分のご飯を当て込んであるとすれば、と。どこからか、幼少の頃によく耳にした言葉が頭の中にとぐろを巻いた。
「出されたお食事は残さずに食べなければ、とっても失礼よ」
 小さい頃、そんな教育を受けてきた昭和の私だ。そして、日本特有の言葉「もったいない」を神様のお告げのようにして生きてきた私だ。
 というようなわけで、案の定、食べ過ぎたわけだ。でも、かなり、これ、お値打ちだよ。600円だもん。皆さんは、御櫃のご飯、無理せずに適量をいただこうね。

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 ところで、どうでもいいことかもしれないけど、店内の装飾でひとつ気になったもの。なんとなく、顔にも見えるんだけど、よ~く見ると、2匹の赤鯛が接吻しているようにも思えるもの。これ、なんだろね(店の方に聞いてみればよかった)。知ってる人、教えてたもれ。
 
四川菜園 金山店
四川菜園 金山店 by (C)shisyun

四川菜園 金山店中華料理 / 金山駅西高蔵駅東別院駅
昼総合点★★★★ 4.0



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