有里でガテマラを

　午後の憩いのひととき、「ちょいとお茶する」ってな感覚で、入口のところには、カーネルおじさんの従兄弟（うそうそ）がお出迎えする珈琲の館。半田図書館の真ん前にある有里珈琲館である。



　本日の珈琲は、「ガテマラ」と書かれている。どんな味わいかは分からないが、勧められたら、それを戴こう、こういう店に来ると素直になる。こういう店というのは、カフェではなく、珈琲館であるからだ。どう違うの？　よく分からない。



　器が同じではない。もちろん、人柄を選んで出されるわけではないだろうが、皆が私の器がいい、と言う。柄が素敵だ。それなら「ふむふむ」だけど、他に「たくさん入っていそう」という感想も。どんなんかなあ、それ。



　脇には、お豆でなく、ビスケット。一見、「あれ、松永のしるこサンドかな」と、思いきや。違った。ロータスだ。ベルギーだね。カラメルビスケットだぞ。絡めるねえ（なんのこっちゃ）。



　アウトドアなるテラス席もある。けど、訪れたのは、夏真っ盛り。暑い。春秋の心地よい日には、この席で時間をたゆたわせるのもいいね。


有里珈琲館 by (C)shisyun

有里珈琲館 （喫茶店 / 成岩駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5