スポーツの指導「母指球を使え」は大間違い | 腰痛で腰が痛い・腰の痛みがとれない人のための 筋・骨格・疼痛研究所

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人間の体には役割があります。それが足の指であっても、です。

実は足の指をしっかり使える方は減っています。

歩くときに拇指球に体重を乗せ、足の指が浮いて使えていない人が多いです。



足の指が使えないと足の形が崩れてきて偏平足になっていき、足首、脚、腰と徐々に体に歪みが広がっていき、腰痛の原因になります。

かくいう私も数年前足が薄っぺらくなり、土踏まずの面積が減っていることに気づき驚いた経験があります。歩くときに拇指球に体重をのせ指が浮いたままでした。

体重が乗り拇指球に負担がかかり過ぎると足の親指の付け根が脱臼する外反母趾になることをご存知の方は多いでしょう。



スポーツの指導で「拇指球を使え」と言われることがありますが、足の健康のためには大間違いです。

しっかり足の指も使って歩きましょう。

もしご自分の足の指が浮いてしまっている、使えていない、という場合はまずは指を下に曲げたり開いたりして指を動かす練習をしてみましょう。

指が動くようになったら指で床に落としたタオルをつまみ上げるなどしてみましょう。


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