りんかの手帳術 実践編
①主婦の仕事は限りがない
「今年こそ、時間を作ってやりたいことをやろう!」
と思っても、主婦は独身時代と違い家族との時間も相まって
炊事に洗濯、掃除に育児忙しい毎日ですよね。
朝、洗濯をしている最中に掃除機を持ってリビングに行くと、棚の埃が気になり、散らかってる新聞や雑誌が目につき・・・。
せっかくの休日、今日こそゆっくりしようと思っていたのに、家事に追われて気付いたらもう夜になっていたなんて経験ありませんか?
最近、超ヒットドラマにもなった 家事代行業。
家事って依頼したくなるくらい大変なん仕事なんです。
でも、頼むと1時間の料金は2千円以上。
「自分の時給の2倍近く、そんなお金も無いし・・・。自分の時間を作るにはどうしたらいいの?」
と悩んでしまいますよね。
②時間を作るには家事の効率化が必要
時間を作るには、まず一日の行動を把握することが大切です。
毎日どんなふうに家事をしているのか、実際に書き出してみましょう。
そして時間の流れを追って、タイムテーブルに書き入れてみましょう。
その中で毎日やらなくてもいいことや、家族に協力してもらえそうな家事を考えてみましょう。
たとえば掃除。
各部屋にハンディモップのような簡単な掃除道具を置いておくのはどうでしょうか。
リビングにも子供部屋にも寝室にもトイレにも。
気づいたらサッと一拭き。ご主人やお子さんにもできる簡単な方法を探して手伝ってもらいましょう。
新聞や雑誌は仮置き場を作ったり、片づけやすくて目立つ位置にストッカーを持ってきて、各自で収納を習慣化するのはどうでしょう。
家事は主婦だけの仕事ではありません。
全部ひとりでやろうとせず、皆に協力してもらいましょう。
また、毎日完璧にやろうとすると疲れる原因になります。
手抜きでも綺麗に見える方法を工夫したり、1のつく日はトイレ掃除、偶数日に洗濯をするなど日にちを決めて進めるのもよいでしょう。
家事の流れをパターン化することで、隙間の時間が見えてきます。
③マネージャーになった気分で一年のスケジュールを立ててみる
(気候の変化を知れば衣替えはラクラク)
日々の家事の流れが見えてきたら、次は一年の中での家事にちょっと目を向けて見ましょう。
たとえば、季節ごとの洋服の入れ替えはどうしてますか?
春から初夏に向かい暖かくなってくると、しまっていた薄手の綿セーターを出し、ちょっと汗ばむ頃になってくるとTシャツを出し…。
逆に秋から冬にかけて寒くなってくる季節では、カーディガンを出し、ジャケットを出し、セーターを出し。
季節に流されて洋服の出し入れをしていると、先シーズンを売り出すショップの誘惑にかられてつい購入。
収納ケースを見てみたら、同じような洋服があったってなんて経験ありませんか?
これでは洋服が増えるばかりで片づけも益々難しくなってしまいます。
ここで突然ですが、2014年~2016年の月別気温変化を見てみると
1月 5.8~6.3℃ 2月 5.9~7.2℃ 3月 10.1~10.4℃ 4月 14.5~15.4℃
5月 20.2~21.1℃ 6月 22.1~23.4℃ 7月 25.4~26.2℃ 8月 26.7~27.7℃
9月 22.6~24.4℃ 10月 18.4~19.1℃ 11月 11.4~19.1℃ 12月 6.7~9.3℃
(気象庁観測データより)
下記のように1年間に同じような気温の月が2か月あることに気づきます。(色別参照)
また、夏と冬は外気温が20℃近く違いますが、春と秋はさほど温度が違わないので春秋の衣類は兼用することができます。
1月―2月 5〜7℃
12月―3月は 8〜10℃
11月―4月は 15〜19℃
10月―5月は 18〜20℃
9月―6月は 22〜24℃
8月―7月は 25〜27℃
年間気温と降水量から考えると、
衣替えに最も適している時期は梅雨時と台風が多い6月~10月を外した、 立夏ごろの5月と、木枯らしが吹く前の立冬ごろ11月が適しています。
この時期に衣替えをすれば、日照率も高いので入れ替える服を洗ってしまうこともできます。
年末の大掃除や年賀状の作成も、時間ができたらやろうでは師走ギリギリになってしまいます。
バタバタしないためには、前もって大掃除する日、年賀状を書く日を決めてしまいましょう。
他に植物の植え替え時期やお誕生日、子供の学校行事やお祭り、クリスマスなども手帳に記入しまいましょう。
一年の流れを手帳の中に先に書き込んでしまえば、あいている時期が見えてきます。
ちょっと有能なマネージャになったつもりで、自分の年間家事スケジュールを手帳に組み込んでみましょう。
④楽しい手帳作りを目指そう
夢を実現化するためには、モチベーションを持ち続けることが必要ですよね。
モチベーションを上げるには、実は手帳が一番のツールなんです。
一年の流れを書き込んだら、次はやりたいことも書き込んで、夢実現のための目的達成手帳にしましょう。
旅行やイベント企画も盛り込んで、ワクワク感がある手帳にすると楽しくなります。
後から読み返して楽しい手帳にすると、モチベーションがあがり目的達成の近道になります。
やりたいことが見つからないときは、やりたくないことを書き出してみると、やりたいことが見えてきますよ。
また、自分専用のアイコンを作っておけば見やすくなります。
お買い物の内容や庭の手入れの日、図書館返却の日など忘れないようアイコンで記入しておきましょう。
絵が苦手な場合は、市販のシールを使うという手もあります。
マスキングテープを使ってコラージュ風にしたり、やりたいことを付箋に書いてペタペタ貼ったり、オリジナリティーのある手帳にすれば後で見直しても楽しくなります。
⑤できなくても自分を責めない
予定外のことが入って手帳に書き込んだ通りに進まないこともありますが、そんな時は自分を責めずに次にやれる日を書き込みましょう。
手帳に書き込むことで、やろうとした軌跡が残ります。それが励みになり次の目標を立てられます。
また、やれなかった原因を分析したり次の計画に何が必要かが見えてきます。
ただし、手帳の中では前向きな言葉を使い、ネガティブな表現は書き込まないようにしましょう。
また目標が達成した時の自分ご褒美を決めておくとやる気が出ます。
小さなことでもやり遂げた自分を褒めてあげて、心が豊かになるような「プチ贅沢」をしてみましょう。
そして、5年後、10年後の自分の姿も想像して、夢や希望を手帳に書き込んで さらにビジュアル化すると脳に刷り込まれて実現が可能になってきます。
たとえば、「オーロラを見に行きたい」という夢があるなら、素敵なオーロラ写真を手帳にペタっと貼ってみる。
一軒家に住むのが夢なら、お気に入りの一軒家の写真を貼っておく。
あれ?
ひょっとして、「そんな簡単に夢が叶うわけない」 と思いました?
そんなことないんです。本当に手帳に書き込むだけで 「夢」って叶うんです。
手帳って、それぐらい力のあるツールなんです。
手帳術ってそんなに難しいことじゃありません。
100人いたら100人のやり方があるくらい。
用は、ポイントを押さえて続けることが大事なんです。
今年の手帳はもう買いましたか?
さあ、あなたもオリジナルの「夢をかなえる手帳」作ってみましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました!