シマノBL-R770に交換 【クロスバイクのブレーキレバー】
自転車をちょこっとグレードアップしました。
ものは、シマノ社製フラットタイプハンドル用ブレーキレバーBL-R770。
シマノ社のロード・コンポーネントのなかで、10スピードのフラットタイプ・ハンドルバー用のブレーキレバーだ。
グレード的には、デュラエース・アルテグラ・105の各グループと組み合わせられるという位置づけになる。
愛車 06GIANT ESCAPRE R CARBONIO のメインコンポーネントは、105(10速仕様)。
コンフォートロードバイクOCRのフレームを使ったクロスバイクだ。
フラットバーロードなどとも言うらしい、良く知らないけど。
その愛車のブレーキセットとブレーキレバーは、シマノのコンポーネントとは違う物だった。
完成車では良くある事らしい。
ついていたのはブレーキセット TEKTRO GRX41 と、ブレーキレバー AVID SPEED DIAL-7。
真っ黒い車体にカラーコーディネイトされた黒いブレーキセットとブレーキレバーは、とても格好良く感じた。
しかしその反面、まったくもって効かないブレーキに、初めはびっくりしたものだ。
そして、ロードバイクのブレーキは、以前乗っていたMTBに比べると効かないのだなと(勝手に)思っていた。
乗り始めて一年ほどすぎると、ちょと遠出をするようになった。
初めて100キロを越える距離を走った時の事だ。
そのヒルクライムの峠の下りで怖い思いをして、ブレーキセットの交換を決意した。
しらべてみると、愛車はロングアーチのブレーキが必要である。
ロングアーチのブレーキは、太いタイヤを許容する反面、ブレーキの効きはちょと甘いらしい(特にレースでは)。
そこで、シマノのロード・コンポーネントでアーチサイズ57ミリのブレーキキャリパー BR-R600に交換した。
銀色に輝くブレーキキャリパーは、やたら目だって気に食わなかった。
けれど、ブレーキの効きは少々向上し、良い物なのだと思えるようになった。
と同時に、やっぱりロードバイクのブレーキの効きは、こんなものかとも思った。
それからさらに一年がすぎ、すっかりドロップハンドルのロードレーサーが欲しくなっていた。
思い悩んだ挙句、フレームを残してロード・コンポーネント総とっかえも検討した。
が、その場合ロングアーチのブレーキがボトルネックになってしまう。
高いお金がかかる割りに、ブレーキの甘い(注:レースのレベルにおいて)ロードレーサーが出来てしまうのだ。
さんざん悩んだ結果、愛車はクロスバイクとして仕上げようと決心したのは、つい最近の事である。
そこで、手始めにブレーキレバーの交換をしてみた(前フリ長っ!)。
![今日も良い日でありますように](https://stat.ameba.jp/user_images/20090729/22/shirokuma115gs/d6/09/j/t02200165_0400030010222822398.jpg?caw=800)
…結論から最初に言うと、まず最初にブレーキセットとブレーキレバーをシマノに交換するべきでした!
効き良し、ブレーキの感触良し、思い切ってブレーキをかけられます。
いままで3年も遠回りしてきたのが、馬鹿みたいです(笑)。
それに加えて、取り付け部のネジが上に露出していて、手に当たって痛いのも解消しました。
これがAVID SPEED DIAL-7
手が当たらなくて具合がいいんです。
こんかいブレーキセットとブレーキレバーをシマノのコンポーネントに統一して思ったこと。
シマノのコンポーネントは、本当にすごい♪
特にブレーキセットBR-R600は、改めて良いブレーキだという思いを強くしました。
実は購入前に、ロングアーチブレーキなので効きはイマイチ…という情報を得ていました。
今思えば、それはデュアルコントロールレバーとの組み合わせた時の話なんだと思います。
フラットタイプ・ハンドルバー用ブレーキレバー、BL-R770との組み合わせでは全く問題なしでした。
クロスバイクではしっかりブレーキレバーを握れる為、充分なブレーキの効きが得られます。
絶対的なブレーキの効きが良い上、ホイールのリムを締め上げる感触がブレーキレバーを通して伝わってくるのです。
そのため、とても安心してブレーキをかけられます。
いままでのように、下り坂で躊躇する…なんてことはありません♪
それに、ロングアーチブレーキを生かして28Cのタイヤを履かせてれば…。
乗り心地良くパンクに強い通勤快速号の完成…。
フレームが許せば、32Cあたりのシクロクロス用タイヤなんかも、ちょと面白いかも?!
さて、コレで下り坂も怖くない。
後は苦手な上り坂だ♪
…ロード・コンポーネントに、電動(アシスト)発売にならないかな♪ (無理!)