アオシマ 1/700 高雄型重巡洋艦「愛宕」(1942年)その11 リノリウム塗装 | 海と空と航空機ときどき船@白桔梗

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アオシマ 1/700 高雄型重巡洋艦「愛宕」(1942年)を作っています。

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最近すっかり、艦艇にとりつかれている感じでしてw
本を読んでも楽しいですし、プラモも航空機そっちのけな感が大いにあります。
こんなとき、「船の科学館」が健在だったらなあ…歴史や構造・管制などなど、海とフネについてトータルで学べるいい場所でした。

初っ端から余談はさておき、今回から船体の塗装に移ろうと思います。
まずは甲板部分のリノリウム塗装からです。準備も含めて紹介してみようかと。


今回は市販マスキングシートに頼ります

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探照堂「アオシマキット用 1/700日本海軍重巡洋艦 愛宕1942/高雄1944 マスキングシート」なるものを仕入れてまいりました。

このキットの船体は、リノリウム部分がかなり入り組んでいます。当初チマチマとマスキングしていくかフリーハンドかでやっていこうと思っていました。が、今回試しに市販のマスキングシートを使ってみることにしました。ああ、こういうものを利用するのは初めてです。

予め必要なカタチにカットされているのがマスキングシートです。他にも日本軍機の風防のものを持っていますが、まだ使う機会が訪れていません。なので、使うのは初めてなのです。

どうせスッタモンダあると思いますが、次回あたりに登場すると思います。


今回使うリノリウム色

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リノリウム部分への塗装には、Mr.カラー特色セット「CS642 日本海軍・日本船舶迷彩色セット」より#SC06「リノリウム色」を使ってみようと思います。

そのうち、祥鳳型航空母艦「瑞鳳」(最終時)でも作ってみようかと思ったときに、とりあえず仕入れておいたものです。今回初めて日の目を見ることになりました。

これまで見た・作ったキットでは、リノリウム色はMr.カラー#43「ウッドブラウン」ばかりです。それは、以前作った陽炎型駆逐艦「雪風」で実践済みです。
他にもタミヤカラーなどで同系統の色はあるようですが、とりあえずクレオスのこの2色でどんだけ違うのか、いい機会だから比べてみることにしました。あとで画像を載せます。


で、塗装開始。

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今回塗装する部品は、上の画像の3点。
兎にも角にも、ガシガシ塗っていきます。



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当初筆塗りをしていこうと思っていました。主に、上述した事情によります。
しかし、意を決してエアブラシ塗装に切り替えました。
ということで、エアブラシ塗装用の準備をしました。

先日、アルティメットホワイトで配合を間違えて盛大にノズルを詰まらせました。どうもそれが若干トラウマっぽくなっているので、エアブラシを使うのは大変気が進みませんでした…



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塗装後。ちょっとしくじった部分もありますが、概ねリノリウム押さえのモールドを潰してしまうことなく塗ることができました。未だにエアブラシ塗装では緊張します><


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色の比較です。
左下が「愛宕」にMr.カラー#SC06「リノリウム色」を、右上が「雪風」にMr.カラー#43「ウッドブラウン」を各々塗った状態です。

こうして見てみますと、比較どころか全然違う色ですねw
なお「雪風」はこの部分をスプレー塗装した関係で、塗装が厚ぼったくなっています。
それにしても「雪風」の運搬軌条部分など、我ながらよく細かく塗ったものです。しばらくぶりに引っ張り出してきて驚きました。


さてこのあとは、軍艦色(呉海軍工廠色)を塗っていく予定です。
冒頭で紹介したように、市販マスキングシートを上手く貼ることができるかどうかがポイントになりそうです。まあ失敗したら修正すればいいんですけどね。

その前に、魚雷発射管など一部兵装・上部構造物を取り付けようかどうか。
ちょっと考えてからやろうかな…と思います。


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