バタリアン・リターンズ | 映画の闇鍋

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鑑賞した映画を個人評価!
一般映画はもちろん、名作から迷作 幅広く観ますが、なぜかゾンビ映画に“力”入れているブログです。
生ぬるい映画は容赦しない・・・。

監督:ブライアン・ユズナ
出演者:ミンディ・クラーク、 J・トレバー・エドモンド、 ケント・マッコード
収録時間:97分
レンタル開始日:2007-01-23

Story
前作までのコミカル路線から一転、ゾンビと化した恋人との異形の愛をシリアスに描いた、人気ホラーシリーズ「バタリアン」の第3弾。バイク事故で同乗していた恋人を失った青年は、軍が極秘開発していた屍体を蘇らせる薬品を盗み出し恋人を蘇生させる。 (詳細はこちら
原題:Return of the Living Dead PartIII

3作目に当たるリターンズ。シリーズが作られるたびにゴミに
なっていく素晴らしさ。まあ、この3作目は100歩譲ってまだ観れる代物。
もうシリーズに係わってくるのが蘇生ガスの“トライオキシン”のみ。
コミカル度はなくなりホラー要素が強くなってはいるが“バタリアン”
なる言葉は“ 大群”を表すのに今作ではほとんど出てこないし、
墓地も出てこない。
元祖を引きずれとは言わないけれど1作目、2作目と『バタリアン』は墓地に
トライオキシンが染込むシーンを作っているのにもったいない・・・。

ゾンビのレパートリーはリアルに出来ていてピーター・ジャクソン監督作
『ブレイン・デッド』を思い出させる脊髄むき出しや、おでこから上部
吹き飛んでいる形体などグロイ物が多い。
しかしメインはジャケにも堂々登場している女性であろう。
空腹(人間を食べる意)をしのぐ為に自分の体を痛めつける行為で
そこらに落ちている小さなスプリングを皮膚に通したり、輪っかの針金を
手の平に止めて、ボロ生地に手の平サイズよりやや大きめの石を
くくり付けたりと“まめ”な痛みつけ。
『エルム街の悪夢』のフレディーとハレルカギ爪装着などもある。

シリーズおなじみのタールマンが登場するが外見がかなり変わっていて
テロップでも出ない限り分からない。
DVDにはもちろんそんなテロップ入りませんw
TV放送時に確かテロップでていたのを覚えています。
「ブレイン~」っと頭目掛けてくるゾンビも3作目から人体も
喰らう物に成り果てた・・・。長く書きましたが駄作は駄作。


満足度:★☆☆☆☆

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