この19日と20日と、写真の撮りやすい満月の夜を狙ってみなべ町の千里の浜へアカウミガメの産卵を見に行きましたが、先日の地方紙 紀伊民報に、「 千里の浜でのアカウミガメの上陸 ・ 産卵状況 」 が掲載されましたので、 BlogUp したいと思います。
その前に、20日に千里の浜に行ったときの写真と動画を Up したいと思います。
この日は、雲が多く、月が見え隠れして、しかも月の光が弱くて前日の様に産卵するアカウミガメを見ることができませんでした。
でも、それでも神秘的な産卵を2匹も見ることができ、感動しました。
産卵しているところです。
産卵した所に砂を掛けて埋めた後、産んだ場所が分からないようにカモフラージュという行為をしているところです。
産卵などの一連の行為を終え、海に帰るところです。
ライトは、見学者は一切使用できません。
ですから、関係者のライト任せですので、産卵する光景が分かりにくいのですが、、、動画です。
今回のタイトルは、アカウミガメの産卵状況でした。忘れるところでした。
地方紙 紀伊民報によると、
アカウミガメの上陸・産卵を今年初めて確認したのは5月18日で、7月16日朝までに上陸が183回、産卵が94回と、昨年の、上陸で1.8倍、産卵で2倍となっています。
1日のうちで最も多かったのは、6月29日で、上陸が10回、産卵が3回となっています。
近年の統計によると、
2012年 上陸 728回 産卵 293回
2013年 上陸 579回 産卵 291回
2014年 上陸 317回 産卵 139回
2015年 上陸 176回 産卵 82回
となっています。
今年5回見学して、いずれも産卵を見ているので、上陸すれば産卵が当たり前だと思っていたのですが、こうしてみると、産卵を見られるのはラッキーな事なのですね。
でも、今年は昨年よりも上陸や産卵が増えているとはいうものの、数年前と比べると相当減っており、今後の上陸 ・ 産卵が懸念されます。
すっかりウミガメの産卵にハマっていますが、また機会をみつけて、南部町教育委員会の許可を得て、見学したいと思っています。