南紀白浜富田の高瀬川河口付近にある法華山 ( ほけっとうさん ) からの眺めです。
午後5時ごろから雨が降り出し、午後7時頃から本降りとなりました。
ました。
流石梅雨期。良い天気は長続きしないですね。
昨日は、芝刈りで疲れたところに、ビーチラグビーを見に行って立ちっぱなしで更に疲れ、今日は休養日にしていましたが、朝起きてみるとその疲れは全くなく、快調でした。
それで、朝方天気が良かったので、前から1度行ってみたてと思っていた、南紀白浜富田の高瀬川河口付近にある法華山に登ることにしました。
山と言っても、ハイキングで行けるくらいの山ですが、ここからの景色は抜群で、南紀白浜に来てからもう5年になるのに、どうして今まで行かなかったのかと思うほどの素晴らしい眺めでした。
この山に登るには、車で途中まで行けますが、道幅も狭く、駐車スペースが殆どありません。
ですから、車は、ちょっと離れていますが、手前の空き地などに置いて、そこから山の入口までは徒歩で行かなければなりません。
左側の青い建物の前から登ります。
この階段を上がって行きます。
祠と宝篋印塔 ( ほうきょういんとう ) があるところまでは思っていたよりも近く、道も良く整備されていましたが、坂は結構急でした。
途中、以前何度か夕日の写真を撮りに行ったことのある 「 対の島 」 ( ついのしま ) が見えていました。
展開される景色を楽しみながら、急な階段を上がって行きます。
途中、休憩のできる長椅子も設けられていました。
中大浜が見えてきました。美しい浜です。
富田の街並みも見えます。
富田川の河口からこの付近は、昔、とても栄えたところだそうです。
祠と宝篋印塔がある所への分岐点です。
ここを左に進むと、祠と宝篋印塔がある所へ行くことができます。
祠と宝篋印塔が見えて来ました。
山の登り口からこの祠と宝篋印塔のところまで、写真を撮りながらゆっくり登ったのに、8分しかかかっていませんでした。
この宝篋印塔は、寛文2年 ( 1662年 ) に、富田浦で栄えた海運業者の航海の安全を願って、富田にある草堂寺の和尚さんが建てたのだそうです。今から354年も前の江戸時代、徳川5代将軍 綱吉の頃のことですね。
四方から見てみました。
寛文二年と刻まれていました。
同所には、頭のない地蔵さんも置かれていました。寛政、天保年間のものです。
山に登るにしたがい、大分景色も変わって見えました。
中大浜、その向こうに五色浜 ( 牛ヶ壺 ) 、その向こうに黒潮台の別荘が見えます。アドベンチャーワールドも見えていました。
海に向かって左の方には、メズロノ鼻が見えます。対の島もその左横に見えます。
メズロノ鼻の手前には、カラス岩も見えます。
ここから見えるカラス岩は、岩の左が顔で、メスのライオンに見えます。両目も鼻も耳もあります。
見えている手前の川は、富田川の河口です。高瀬川は手前にあるのですが、こちらの方向からは見えません。
前の写真のもう少し右の方を見ると、手前に高瀬川が見えています。
左の方の川は、富田川です。
富田川に架かる鉄橋の上を、特急くろしおが走っていました。
お参りをした後、ゆっくり景色を眺め、更に先に進むことにしました。
階段を上がって行きます。
この小高くなった山の上からの景色です。
ここからは尾根伝いに進み、アップダウンがきつい所、また馬の背になった所もありましたが、普通の脚力があれば十分歩くことができます。
木々の間から、高瀬川が見えていました。
見晴台が直ぐそこに見えて来ました。
祠と宝篋印塔を出発してから約10分で到着です。
写真を撮っていなかったら、もう少し早く着いたと思います。
絶景です。
帽子が飛ばされるほど風が強く、でも、それがとても気持ちが良かったと思います。
法華山の三角点です。
海側は、木が邪魔になりますが、でも、こうして木々の間から眺める景色も良いものですね。
この見晴台から、電車が通っている写真を撮ろうと、風に当たりながら大分待ったのですが、電車は来ず、諦めて先に足を進めました。
山の上は大きな岩だらけ。不安定ですから、こんな大きな岩が落ちて来ないか下の方の家がちょっと心配ですね。
電波塔です。
ここまで、見晴台から約6分でした。
更に足を進めると、ナント、ナント舗装された道路に出てしまいました。
スタート地点から、山の尾根を通って一周するトリム健脚探検コースを歩く予定だったのに、何処で道を間違えたのでしょうか?
考えてみれば、途中、2ケ所ほど理解できない手書きの案内板があったのですが、そこで間違ったのではないかと思います。
この場所が何処なのか、スマホで確かめようとしたのですが、ネットがつながらず、仕方がないので、来た道を引き返すことにしました。
電波塔からここまでの所要時間は約7分でした。
でも、引き返すときは、来た時と違った景色を楽しむこともできました。
写真は、袋港付近の国道42号線です。
出発地点まで無事戻って来ました。
本来であれば、池の右側の道から帰って来る予定だったのですが、、、。
次回、近日中に、この道から逆回りで登ってみたいと思っています。
と言うわけで、スタート地点から山の尾根を通って一周するトリム健脚探検コースを歩くことはできませんでしたが、素晴らしい眺めを堪能して来ました。
南紀白浜のお勧めのハイキングコースです。