穂肥(ほごえ)。
美味しそうな響き。
穂が出るころに追加であげる肥料っす。
もう数日してから始まりそうなんです。
穂肥のタイミングは、品種やイネの成長具合、気候によって違うので、
「いまだ!」って時にやるのがいいそうです。
特に、「窒素」分。
これは植物がよく成長するための要素なので、
窒素あげると、そりゃぁ良く伸びるそうです。
が、バランスが大事。
あげる時期が早すぎるとか量が多すぎるとかだと、背丈ばっかり伸びて、
秋の収穫前に倒れちゃう、という悲劇も。。
あとは、いっぱいできるけど美味しくない、とかね。
窒素、リン酸、カリ、が3大要素なんですって。
んであとは、マグネシウムとか鉄とかの微量成分。
このバランス。
とりあえずもうすぐ窒素分を含んだ肥料を、
「いまだ!」って時にやるわけですが、
これとは別に、
「美味しさと丈夫さ」を目指して「リン酸」の肥料をあげ始めました。
※鳥取に来てからいろいろ教えてもらいますが、
「理科の勉強」を冬にやり直そうかと思っています。
これも師匠の研究の結果。
(まだ進歩しようとしているので変わるかもですが。)
しかし、なかなかシンドイ。。
動力噴霧器ってやつに入れて、
それを背負って、でっかいノズルからぶぉー!ってまいていくわけです。
まずそれなりに重い。
重いので、軽トラの荷台に乗せたまま、よいしょっと背負う。
まぁここまではなんとか…。
問題は、これを背負って、「アゼを歩く」!
師匠は当然スイスイでしたよ。
僕は…見てたらすごい面白かっただろうなってくらい、
あっちへよろよろっ、
こっちへふらふらっ。
そういや、何も背負わずにアゼを歩くのも、たまによろけるのに、
重たいもの背負って、バズーカみたいなノズルを田んぼに向けながら
スイスイ歩くなんて、できるわけないか。
見た目は大したことないのに、すごい疲れる。。
バズーカ発射はちょっと楽しいケド。
まずはこの作業で慣れて、穂肥本番に立ち向かおうと思います。