カットにおける線の引き方 | 美容室SHIPS 西山直人ブログ(シップス)愛知県.大府市
こんにちは!

今日は前回までの

髪の表情としてデフォルメすること

線の強さを操るということ

これをベースに

いかにカットで表現しているか、

書いていきたいと思います!

この画像を見てもらうと

毛束の隙間(空間)に影ができ、線を生み出してるのが

わかると思います。

なので、強調すべき隙間を選んで

この隙間の大きさ

影の濃さを操ること


カットにおけるディティールのデフォルメだと考えています。


隙間を選ぶ部分は髪の表情としてデフォルメすること

をそのまま利用できそうなので省略して。


隙間の大きさを調整することから。

まずは単純に

その部分の髪をなくしてしまえば隙間(空間)は生まれる

って当たり前のことを頭に焼き付けています。

カットに夢中になっちゃうとこの原則がどっかいっちゃう時があって。

図だとこんな感じ。


こんな感じに毛束が6つあるとして


真ん中2本の毛束を切ってしまえば隙間は生まれる。

・・・図にするまでもなかったかもしれない。笑



次は影の濃さについて

影の濃さは、その隙間にどれだけ髪が残っているか

だと思うんです。

これは図で見るとわかりやすいのかな。

この二つの図を


目を細めて遠目で眺めてみると

下の図の真ん中の空間は灰色に見える感じ。

小さく並べてみるとわかりやすいかもしれない!



これは図なので白に近ければ近いほど影が濃い理屈です。


簡単にはこの二つのルールだと思っているんですが

髪の場合だと図のようにまっすぐな状態で留まってくれないので。。。

そんな部分はまた次回。


やー、だいぶターゲットの狭い記事になっちゃった。

でもこれが今の仕事の核の部分なのでもう少しだけ。


では。