帯状疱疹 | 『日常』

帯状疱疹

随分と更新をサボりました。
前回は、せっかく抜糸が済んだのに、
帯状疱疹になったばかりの頃だったかな。


その帯状疱疹ですが、随分とよくなってきましたよ。
とはいっても、まだ痛み止めなしでは寝られませんが。


発見がとても早かったのです。
その日、胸の少し上と背中、いずれも左側に、
痛がゆいような感覚があるなぁと思っていたのです。
昼過ぎになると、湿疹のようなものが出てきました。
なんだか、ふと、「帯状疱疹」 という言葉が頭の中に浮かんできて、
せっかく切ったパソコンを再び立ち上げ、調べ始めました。


「似ている…」。
こんなときは、ブログ検索です。
病気サイトよりも、リアリティがありますよね。
でも、はじめに読んだブログは強烈で、
泣き叫ぶくらいの痛みでどうのこうの…、と書いてありまして。
私は読みながら、不安になり泣いていました。
まだ決定したわけではないのに…。


更年期からと思われる不安の件ですが、
私の場合、何かしら症状が出ているときに泣くことがわかってきました。
「片側だけの痛み、湿疹」 が、まさしくその症状にあたり、
不安いっぱいになり、泣いていたのです。


Oが帰ってきて、事の次第を説明しても、疑いだけではどうしようもなく、
どちらかというと否定的です。
当然です。
しかし、泣き続けている私を見て、いろいろと検索してくれました。
Oの見つけてくれた中のひとつの症状で私は、
これは帯状疱疹に間違いないと確信しました。
「筋肉痛のような痛み」。
実は、私の左胸にはしこりがあり、良性なのですがときどき痛みます。
今日は朝からやけに痛むなぁと思っていたのでした。
その痛みは湿疹の場所とはあきらかに違い、
別件だと思い込んでいたのです。


次の日の朝、私は大学病院に電話して、
皮膚科での診察をねじ込んでもらいました。
私としては、お尻のできものとは別の病気だから初診なはず、
なのに病院側は再診扱い、今日は初診しかダメだと言われたのを食い下がって、
12時以降の時間外でもいいなら…ということで、何とか診てもらいました。


帯状疱疹の診断は、水泡が出ていないとできないらしいのですが、
医師は、ほぼ間違いないということで、薬を処方してくれて、
昼には帯状疱疹の薬を飲み始めることができたのです。
昨日の今日、発見から1日で治療に入ったことになります。
帯状疱疹なんて、なんで私ばかり不幸が重なるの… と思っていましたが、
自分で早期発見できたこと、
医師がはっきりとした診断なしで薬を処方してくれたことを考えると、
私は運がよいのかもしれません。
そうよいほうに考えておこう…。


しかし、痛い。
でも、インターネットで検索すると出てくる帯状疱疹の画像の人たちは、
大した湿疹も出なかった私なんかに比べたら、
とんでもなく痛かったに違いありません。


血液内科の主治医に報告したら、自分で見つけたの?と、
とてもびっくりされてしまいました。
案外稀なことなのかもしれません。