石けん洗濯 | 『日常』

石けん洗濯

私が石けんに目を向けるようになって3年ほど経つ。
今では、掃除はもちろんのこと、食器洗いにも石けんを使い、
頭の先から足の先まで石けんで洗っている。
(冬の間は乾燥が激しいため、髪だけ合成を使うこともあるが…)


この他、石けんを使うものに「洗濯」があるが、
実は私、これだけは冬の間、ほぼ合成の洗剤を使っていた。
本当は石けんを使いたいのだが、いろんな事情で冬に石けん洗濯をするのをためらわれた。


1番の理由は「水温」である。
石けんは溶かし込みが大切なので、なるべく温かい水を使ったほうがその威力を発揮する。
なので、できたら風呂の残り湯なんかを使うとよいのだが。
しかしうちは洗濯機が外にあるし、何より洗濯に使うために
温かいお湯を朝まで浴槽に入れておきたくない。
ただでさえカビやすい浴室に、温度と湿度が加わったら…、
と思うと、できない、やりたくない。
プラス、浴槽が温かいと、その下に生きも…いや、これ以上は書くまい…。


というようなわけで、冬の洗濯はあきらめていた。
(他にも理由はあるが、長くなるのでこのへんでやめておく)


しかしこの夏、石けん洗濯を再開するにあたってよい溶かし込み法を見つけ、実践している。
石けんをあらかじめ、バケツなどに入れた少量の熱めのお湯に溶かし込んでおく。
それを外に運び、洗濯機に入れてスイッチを入れ、少々攪拌させて洗濯物を入れる。
それだけである。


以前は、バケツにお湯を入れ、外に持って行き洗濯機に入れる。
それを3回くり返す。
そして注水して(バケツ3杯では足りないので)石けんを入れ、
石けんを溶かし込むために5~6分攪拌、洗濯物を入れる。
という、大変な労力+ガス代をかけていたのだった。


今住んでいる集合住宅(長屋ともいう)では井戸水を洗濯に使えるので、
冬でも若干水温が高いはず。
なので、冬になってもこの方法で石けん洗濯ができると思うのだが。


夏に、合成から石けん洗濯を再開する時期の決め手は、
Oの仕事用Tシャツが、洗っても洗っても臭いままになってきた時。
冬にも石けんを使うことができたなら、そんな心配がいらないわけだ。
Oは仕事柄、大量に汗をかき、1日最低3回はTシャツを変えなければならない。


石けんで洗濯すると、どんな匂いも消えてなくなり、
タオルはフワフワになりすぎて、タオルを入れておく引出しに入らなくなる。


そよ風





O=夫