スタッフへの「仕事の伝え方」 仕事は、応援するように伝えよう。 | 実践☆日本文化道 着物 所作 接遇ブログ@和文化おもてなし研究所

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接客.会食.訪問等、 普段から自分の所作・接遇に自信を持ちたいあなたを応援する「和文化おもてなし講座」です。


こんばんは。

和文化おもてなし研究所 塩田紀久代 です。

夕方から雨模様の庄内地方です。
夜の半袖はまだ 肌寒く感じます。

いかがお過ごしですか。

4月から新しい職場で過ごされている方は
まもなく3か月を迎えます。

仕事の流れも 把握でき始める頃ですね。
慣れない業務に、先輩から叱咤されることもあるでしょう。


今日のテーマは 「仕事の伝え方」です。

私は、会社員時代に 他部署の後輩たちから
相談を持ちかけられることが多々ありました。

内容のほとんどが、同じ部署の先輩からの
「仕事を伝え方」についての相談でした。

その先輩というのが・・・。
他部署でありながら、
私と同じ立場でスタッフを抱えている方でした。

「仕事を覚えたいです。けれども先輩に
仕事を口実にけなされるのが負担です

どうしたらいいですか」

切実な相談が多かったですね。

私は、相談されたスタッフに
「具体的に仕事のやり方教わっているかな?」
「この○○の仕事のやり方を教えてくださいって話してみよう」
と伝えました。

インタビューする中で 教える側も、教わる側も 
感情的になっている状況が把握できました。


仕事の伝え方は、個人的な感情で伝えるのはNGです。
感情は、良くも そうでなくとも互いに影響し合います。


人をけなしたり、批判をするのは簡単なことです。
これは、仕事を伝える行為ではありません。


私は、仕事を伝える際には

新入社員だった頃の話や
今までの仕事の失敗談を話していました。
それから、具体的な解決法をいくつか伝えていました。

新しい職場での「トレーニング」期間は
仕事を共にする先輩・後輩の
コミニュケーションの時間でもあります。

少し前の 自分の姿です。


「仕事」は 応援するように伝えること。

職場を離れた今でも、心がけていることの1つです。

感情ではなく、あなたが今まで経験してきた
仕事の仕方を具体的に伝えてみましょう。



*失敗談を話すと 必ずといっていい程
「塩田さん、ひどかったんですね(笑)」と言われます。。。

私は、それでいいと思っています。


そうして 新しいスタッフが、トレーニング後にも
職場で元気に仕事に励む姿を見てきました。

応援する環境は 人の可能性を広げます。

これからも、社会に出て活躍する方々を
応援し続けていきたいですね。


素敵な週末をお過ごしください。