「和室のきほん」 入室はどちらの足から入る?下座側の足から入ります。 | 実践☆日本文化道 着物 所作 接遇ブログ@和文化おもてなし研究所®

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接客.会食.訪問等、 普段から自分の所作・接遇に自信を持ちたいあなたを応援する「和文化おもてなし講座」です。


和文化おもてなし研究所 塩田紀久代 です。

青空が広がる庄内地方です。
私の住む地域では、
明日4月3日が ひな祭りです。


Simplog

供えている 桃の花が咲きそうです。
 いかがお過ごしですか。


今日のテーマは、「部屋の入室」です。

実は、部屋入り方には、 
「足を踏み入れる順番」 があります。


特に、和室にはあります。
普段、和室にてサービスをする方にとって
基本知識・動作になっています。


部屋に入室する際には、
部屋の奥(床の間)から最も遠い
「下座」側の襖を開けて部屋に入ります。

よって入室も、「下座」」の足から入ります。

これが基本です。


襖の開け閉めについて
基本的には「座って」行われます。


けれども、旅館を始め和食の飲食店では
和室にテーブルや椅子を使用する
施設が多くなりました。

こうした現状から

立ったままでの 襖の開け方・閉め方も存在します。
(*襖を閉めることを=*襖をたてると言います)


*立ったままで襖の開け・閉めを行う場合も
入室の際には、下座側の足から入ります。


和室で会食をする機会などにも
覚えておくと 役に立ちますよ。


素敵な一日になりますように。