熨斗(のし)紙に書く名前は、氏名(フルネーム)が正式です。 | 実践☆日本文化道 着物 所作 接遇ブログ@和文化おもてなし研究所

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おはようございます。

和文化おもてなし研究所 塩田紀久代 です。

凍結した道路が、日差しで解けて来ました。
いかがお過ごしですか。


今日は、熨斗袋(のしぶくろ)に触れて行きます。

私は、地域の民俗研究で
お正月行事に参加することが多いので

お酒と共にお祝を持参することがあります。


  


写真の水引は 紅白の蝶結びです。


こちらは、何度も繰り返して良い 
慶事用の熨斗袋です。

暮らしの中でも、
最も使用することが多いですね。

この蝶結びのが描かれた水引は
封筒の他にも 品物にかける 「かけのし」もあります。


熨斗(のし)をつける場合

御祝の用途により 
上部に お祝いの内容を書きます。

書く場合には、毛筆(もしくは筆ペン、黒)です。


ここで氣をつけたいのが
下部に書く、名前です。


このところ、名前を省略した 
「名字のみ」の記載を目にすることが多いのです。


熨斗紙に名前を書く際は 
氏名(フルネーム)が正式です。
会社名の場合も 正式名称にて記載します。


親しい間柄であっても、「フルネーム」書きましょう。