正座で足がしびれないように・・・鍛えるところは? | 実践☆日本文化道 着物 所作 接遇ブログ@和文化おもてなし研究所®

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接客.会食.訪問等、 普段から自分の所作・接遇に自信を持ちたいあなたを応援する「和文化おもてなし講座」です。

こんばんは。

12月3日(火)
「見返り美人になって 和のおもてなしを学ぼう」講座

お蔭様で、みなさま和気あいあいと
所作の講座を体験して頂きました。


当日は、男性の方・海外の方・お茶をされている方
着物が好きな方・お花の先生・レストランに携わる方など


それぞれの世界をお持ちの方々に
お逢いすることが出来ました。
ありがとうございます。


その時に、
「正座でしびれないようにするには
どうしたら良いですか?」と質問を頂きました。


足がしびれるということは
姿勢を正した時に、重心が後ろになり
かかとに、自分の体重をかけている状態です。


その状態を 何とかしてみましょう。


正座になり 姿勢を正して
かかとに体重をかけるのではなく

かかととお尻の間に
「薄い冊子が一冊入るくらい」
腿(もも)の力で、上体を軽く浮かせます。



この姿勢だと、
かかとに自分の体重をの出ることがないので
足がしびれません。



腿(もも)で、自分の上体を支えます。

足がしびれないようにするには、
座った時に、自分に体重を腿で支えられるように
腿を鍛えます。


普段、私たちは「腿」の筋肉を使わないですよね。
所作は、腿の筋肉を多く使います。



現代は、椅子の生活になり
お手洗いも 和式から様式になりました。

生活様式の変化と共に
体の使う筋肉が異なっているのが現状です。


私たちの足腰が弱くなっているのは、
腿の筋肉を使う所作になっていないこと
腿の筋肉をつかう体作りになっていないからです。



和式のお手洗いを使う時には
脚力がいりますね。。。

家庭のお手洗いに和式が多かった頃は
生活の中で、腿を鍛える習慣があったので
自然と脚力もUPしていたんです。



現在は、その習慣がないですね。
だから・・年配の方に、若い世代は足腰が弱いと
言われるのは、この理由からです。

腿の筋肉を鍛えて、
美しく足のしびれない正座を行っていきましょう。



本日も お読み頂きましてありがとうございます。