おはようございます
今日も良い天気ですね。
新善光寺では昨日冬囲いの外しをおこないましたよ。
石庭も久々に姿を見せましたが、このお姿もまたしばらく残念ながら隠れるようになりそうです。。。。。
さあ名古屋編ラストです。
最終日も前日お世話になった現地の業者さんに案内していただき漆塗り職人さんを訪ねました。
実際に現場も見させていただき、また漆とはどういうものかと丁寧にご説明いただきました。
日本産と海外産の漆のにおいも明確に違いがあり、海外産はツーンと酸っぱい独特なにおいがあり、日本産はほんのり甘いにおいがしました
海外産はハエが寄ってきて、日本産は蜂が寄ってくるとのことです
漆を塗るへらも木べらで堅い素材でした。これで塗るのは非常に高度な技術を要し、また何重にも重ねて塗るので熟練の技ということですね。
仏具製作の工程は今回お世話になった「(株)長坂忠義商店」様のホームページに非常にわかりやすく載っていたので、そちらをどうぞ。
向かう道中、このような看板を見かけました。
声がかすれた店主が出てきそうですね
さて、その後は同じく名古屋市内にある浄土宗の建中寺様にお参りに行きました。
建中寺は慶安三年(1650)に逝去した初代尾張藩主義直公(家康の九番目の息子)の菩提を弔い、尾張徳川家先祖代々の菩提寺として、また尾張藩すべての人々の心のよりどころとするために、第二代尾張藩主徳川光友卿が、慶安四年(1651)境内地約五万坪(165,000㎡)の敷地に、本堂をはじめとして諸堂伽藍十棟を建立し、茨城県結城市弘経寺の成譽廓呑上人を招請して開山した。(建中寺公式ホームページより)
非常に広い境内で迷子になりそうでした
本堂も大きく立派です。桜もちょうど咲いておりキレイでした
御朱印もいただき、また運良くご住職様にもお目にかかれました
自動販売機もかっこいいです。
そしてその後は興正寺さんにお参りに行きました。ここも別格に境内が広いというか、広すぎますお参りに一日かけても良いくらいの広さです。
そしてなんと外にエレベーターまでありましたよ
そんなこんなで名古屋出張は実際に仏具制作の現場を見て、職人さんのお話も聞けて大満足でした。職人さんの素晴らしい熟練の技術を見られて、普段使っている仏具をより一層大事に長く使えるようにしようと思いました
ガイドツアーや観光で来る方にお寺や仏具を説明するネタもだいぶ増えました
ということで名古屋編もようやく終わりました。次は東京編の予定です。
最後に中部国際空港で、名古屋名物の台湾ラーメンを食べました辛ウマです。