ブログネタ:最近どんな本読んだ? 参加中
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活字を読むのは大好きな私ですが、

小説の単行本本とかはもう長い間読んでないかなー。

そんな私は毎週、週刊文春と週刊新潮を必ず買います。

文春はもう15年くらい買い続けています。
この頃新潮の
「私の週刊食卓日記」が気に入って
2冊とも買ってしまいます。



今週は、
舞鶴の女子高生殺人事件の記事、
新潮の勝ちだった。
なんか、犯人ほぼ特定みたいな情報・・・。
光市の母子殺害の元少年だって、
新潮は、犯人の実名出してたし、
大丈夫~~?と思いながらつい読んでしまう
野次馬代表の私です。


文春では、
土屋賢二氏のエッセイが大好きですが、ラブラブ

この頃 劇団ひとり の文章も面白いねー。ニコニコ
頭いいんだね、きっと。

その文春で

村山由佳が連載している

「ダブルファンタジー」という小説が、
いよいよ佳境に入って来ました。

今週号に、すごく心に残る一節がありました。

脚本家の主人公に、
自分の書いた本がなぜ評価されないか
相談した女友達に、
主人公が言い放った言葉・・・。しょぼん

以下抜粋

あなたが書いてくる原稿が、
本来なら胸を打つ出来事の宝庫であるにもかかわらず、
読んでいて引き込まれることがなかったり
後に残るものがなかったりするのは、そこにあなた自身がいないからだよ。
あなたが何不自由のない前の職を捨てて、
親からどれだけ反対されても今の仕事に就かずにいられなかった理由、
あなたの葛藤、あなたが抱える痛み、閉塞感、コンプレックス、
意地、みっともなさ、ずるさ、弱さ・・・
そんなふうな、あなたの素の部分が、言い換えれば負の部分が、
ちっとも言葉になっていないからだと思うよ。
起こったことと誰かが言ったことの記録、
それに対するどこかから借りてきたようなもっともらしい意見、
それだけが延々並んでるようなもの、誰もお金を払ってまで読んでくれないよ。
私なら、ただで読めるブログだって嫌だよ。


うーん、深い・・・。

言えてるねー。

私ももっと自分をさらけ出して、
命を削るような文章を書きたいものです・・・。

って、私、
どこへ行くつもりなんだ・・・。ガーン