常識的な概念は捨て去ろう | 岩渕真也の遊びじゃないから

岩渕真也の遊びじゃないから

第36代日本スーパーライト級チャンピオン

来月からパーソナルトレーナーとして働く事になり、週休2日ではあるけど連休をとるのは難しく、そう考えると今は老後までの人生最後の自由なのかもしれない(笑)

まぁそれは大袈裟かもしれないが、しばらくはまとまった休みはとれないだろうな。

1泊でも2泊でもいいからどこかツーリングにでも行きたいもんだね。





そんなことより今日も資格学校で勉強して来たんだけど、現役の頃やっていたトレーニングについて効果絶大だと思われる事や、逆に効果が薄かったのではないかと疑われる事など、色々気付いた点があったよ。

例えば毎朝行うロードワークだ。

俺は速筋の割合が多い体質で、長距離はあまり得意ではなく、好きではなかった。

毎朝走るのも現役中から否定的だった。

なぜかと言うと、長距離走は俺の体には合っていないと思っていたし、遅筋を鍛えれば速筋が少なからず犠牲になり、自分の良い部分が薄れてしまうと思っていたからだ。

ボクシングのスタミナはボクシングでつけた方が効果的だとも思っていた。

今考えるとこれはあながち間違ってはいないと思う。

専門的な言葉を使うと、特異性の原理ってのがあって、その競技に近い動きのトレーニングをしなければ効果は得られにくいと言う考えだ。

ボクシングでは試合の動きに一番近いトレーニングは、やはりスパーリングだ。

試合に勝つためには一番利にかなったトレーニングと言える。

スタミナ、パワー、敏捷性等、総動員されたトレーニングだよね。

終わった後めちゃくちゃ疲れてるしね。

要は、ボクシングってのは長距離走のようにずっと一定のペースで流れるわけではないから、もっと効果を得たいのならインターバルトレーニングとかの方が効果的かもしれないね。

周りの選手が当たり前に10km走っているからと言って自分も何も考えず走るのではなく、自分の身体に合った、もっと効果的なトレーニングは沢山あるってことだ。

もちろん長距離走がボクシングにおいて無意味とは言っていないし、その根拠もない。

長距離走が必要なボクシングスタイルの選手も中には居るだろう。

個々の体質で全てが変わってくるから一概には言えないのだ。

俺の身体ではそうだったと言うだけの話。





昨日はトレーナーのカズさんの誕生日会でAriへ。


周りの人に

『岩渕くんが楽しんでるの初めて見た』と。

現役中は付き合いで必要な時以外アルコールは飲まなかったからね。

特にAriでは飲まなかった。




学校から帰宅途中、草加駅ではサンバフェスティバルが行われていた。

せっかくだから見物し、ノリノリのダンスにエキサイトして帰ったよ。