「イカナゴいる?送ったるわっ!」

と、半強制的に母親から送られてきたもの。

それは我が家では「いかなご」と言われるが、正式には「いかなごの釘煮」と言われる神戸の郷土料理。


いわゆる佃煮の一種で水揚げされたイカナゴを醤油やみりん、砂糖、おろし生姜などで水分がなくなるまで煮込む。炊き上がったイカナゴは茶色く曲がっており、その姿が錆びた釘に見えることから「釘煮」とよばれるようになった。

以上、このblogを書くにあたってウィキペディア(Wikipedia)で調べた。


「へぇ~~~・・・知らなかった・・。」

この「いかなご」は春の訪れを意味する。

とも書いてあった。

「へぇ~~~・・・知らなかった・・。」

全然なんにも知らなかった。

なぜなら、昔から当たり前のように我が家の食卓に頻繁にお目見えしていたから。


何年か前に神戸で舞台をやるときに記者会見をやった。
「神戸出身の新納慎也の凱旋公演」
みたいな記者会見。
その際に
「新納さんはいかなご好きですか?」
と聞かれ、まぁ、そんなにめっちゃ好きでもないけど、嫌いでもないから
「はぁ、まぁ・・」
と答えたら
「神戸出身の新納慎也はいかなごが好物!」
という記事を書かれてビックリした。

何がって、いかなごが神戸の郷土料理だという事実に。
そして、その後大量に送られてくる「いかなごの釘煮」に・・・。

全国的な食べ物かと思っていたら神戸の郷土料理なんだねぇ・・・。
他にも多分僕が当たり前に食してるものや、使っている言葉やら、色んなモノが神戸の血がそうさせる事が多いんだと思う。
なんだか素敵だ・・。
新納慎也を知りたければ、まず神戸から!ってか??


ともあれ、今夜は早速「いかなご」を熱々のご飯でいただきました!

新納慎也オフィシャルブログ『ニイロの思考カイロ』 powered by Ameba
旨いっ!!!
あ~~幸せ・・・・。


ちなみに、この「イカナゴ」は残念ながら母が炊いたものではなく、母のお友達が炊いてくれたもの。
「東京に住む息子に手料理を送る献身的な田舎のお母さん。」
みたいな感動的なことは無い。
母がしたのは、友達からもらったイカナゴを郵便局のEXPACK(エクスパック)500に入れて送るという雑な仕事だけ(笑)
それが新納慎也のルーツである。

母のお友達ありがとう!!しばらく美味しくいただきます!



しかしさぁ、
「錆びた釘に見えることから「釘煮」とよばれるようになった」
って、そのネーミングもどうよ?
一応食べ物なんだけど・・。

「釘と一緒に煮込むから「釘煮」と呼ぶ」
というウソをけっこう大人になるまで信じていた僕もどうかと思うけど・・。

錆びた釘って・・・

サビタ釘・・・

サ・ビ・タ!!!

あ、明日は「サ・ビ・タ」へのゲスト出演の日だ!!!

って、今、自分が何時の公演に出るのか分からなくて、自分で「サビタ」のホームページでチェックしたってどうよ??

13:00の回を観て、カーテンコールにゲスト出演します。
お暇ならご一緒に観劇しましょう!!
って、チケットあるのか知らないけど・・・。

ま、そんなわけです。


ほなまた(^3^)/~~


★NIRO★