新納慎也オフィシャルブログ『ニイロの思考カイロ』 powered by Ameba


今日は“劇団Studio-Life”の「トーマの心臓」&「訪問者」を観てきました。

はい、僕が何度も客演させて頂いている劇団です。
僕は準劇団員ともライファーとも呼ばれています。


今回は2作品の連鎖公演という偉業です。
昼と夜で同じ劇場で演目が違います。セットも変わります。凄いです。
昼夜の間に劇団員総出でセット変えをする。
いやはや、まいりました・・。


LIFEはほとんどの公演がダブルキャスト。
僕が客演させて頂くときも日替わりで2役やらせてもらってましたが、今回も「トーマの心臓」はダブルキャスト。
毎回全員を観るために2回観ますが、今回は連鎖公演なので、全員を観たいと思ったら3回観なければなりません。

劇団員全員大好きなので、全員観たいと思ったのですが、チケット完売・・・。

仕方が無く、トーマの心臓は片方のチームだけ・・。

昨年もこのLIFEの作品「LILIES」に客演させて頂きましたが、今回のこの「トーマの心臓」は過去に僕も出演させて頂いたことがあります。もう7年も前の話らしい・・・。そう思うとこの劇団との付き合いも長くなってきました。

自分が出演したことがある演目を客席から観るという経験はそんなに多くない。
やっぱり、色々な思い入れがあるので不思議な感情がいっぱいわいてきます。
7年前だろうがなんだろうが、当時の記憶がよみがえったりして、チョッピリおしゃまなノスタルジア・・。

初めて観た「訪問者」は、ビックリするくらい感動した。
Studio-Lifeの中では珍しく、男心に突き刺さる作品だった様に想う。
なんか親父に逢いたくなりました。



僕は劇団やグループに属した事がないので、なかなか感じる事が出来ないモノをこの劇団で勝手に感じさせてもらっています。
学生の話である「トーマの心臓」なので、長年再演を繰り返していると、その作品を卒業して行く人、また新たに若手が代わってキャスティングされていく様は、僕の様な仕事の仕方をしていると感じにくい“時の流れ”を感じます。
成長するというのは少し哀愁を感じるね。


そして、やっぱりこのStudio-Lifeの世界観は素敵でした。
でも毎度の事なんだけど、始まって15分くらいはその世界観に慣れる時間が必要でした(笑)


「トーマの心臓」&「訪問者」両作品とも楽しく観劇しました。
とにもかくにも、原作者である萩尾望都さんの才能でした。\(>∀<)/


が、やっぱり3時間の作品をマチソワするのはキツイ…(>д<)

よく「今日マチソワします!」と楽屋口で言ってくれる人が多いけど、みんな体力あるねぇ…。
ありがたい話です。



そんなこんなで、今日は一日Studio-Life三昧!

久々に会った仲間たちは相変わらずの笑顔で出迎えてくれました!

みんな大好きっ!



ほなまた(^3^)/~~


★NIRO★