後編です。前編はこちら

店長が仲裁に入ってくれた後は平穏に食事をし1時間もして帰ろうと会計に向かった私たち。

レジでお金を払っている時に真後ろにいたオジサマ達から聞こえてきた声が

「さっ、それでは我々も帰りますか」

えっ!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

危険を感じ、お釣りをもらって足早に店の出口に向かったのですが時すでに遅く
テニス鍛えのフットワークで2人のオジサマに先回りされ外に出たところで行く手を阻止されてしまいます。

満洲本店の前で私たちを挟み込む形で腕組み仁王立ちして凄い形相で睨みつけるオジサマ2名。

「お前ら、なにケチつけてるんだ?」むかっ

「なんなんだ?お前らは??」むかっ

ドスのきいた声が鳴り響く土曜日午後の松葉町。。

店内にいた店長さんも心配して追いかけてきたのですが2人の勢いに今回はなすすべも無く。。

土下座でもしなければ何をし始めるかわからない素性も知らないこの2人に身の危険を感じ、
中で会計中の2名が出てきて4対2の万事休すになる前に携帯電話を取り出し110番をかけました。

110番後は2人の態度も一変。クラッカー中に残っていた2名も最後まで出てきませんでした。

「あっ、こんちわ~」
近くの店のお姉さまらしき方が自転車で通ったので挨拶し地元の顔っぷりをアピールするオジサマ。

「やっぱり所沢の人か?。どこに住んでるんだ?」。世間話のフリをして所在を探ってくるオジサマ。

15分ほどしてパトカー車が到着。

「どうもー♪。ご苦労様でーす。」

明るくにこやかにお巡りさんを出迎えるオジサマ。
しかしお巡りさんも心得ていて「通報した方はどなた?」と返します。

私が通報者として申し出、経緯を説明するのですがオジサマがことごとく割り込んでくるので
双方離れて別々に事情を聞いてもらい、
オジサマ達をお巡りさんにブロックしてもらっている隙にやっと帰ることが出来ました。

でも何故あの名前なんだろ。。??

(完)

→前編:「酔っ払いに絡まれた」の巻、その1