崩壊開始・・・③、 | たしかなこと。

崩壊開始・・・③、

家に帰ると、

嫁が待っていた・・・。


嫁はこれからご飯らしい・・・。


僕は、

嫁のご飯が終わるまで

子供達とお話ししていた・・・。


嫁は、

ご飯を食べ終わると、

僕達を無視して、

ネットを始めた・・・。


嫁が常連になっている、

チャットルームに入室し、

チャット仲間とチャットを始めた・・・。


僕の趣味に合わない世界だ・・・。




仕方なく、

しばらく待つ・・・が・・・、

いつまで待ってもチャットは

終わりそうになかった・・・。



僕は、

しびれを切らして、

『いつまで待てばいいんかなぁ?』

と云うと・・・




『はぁ、

あんたから話さなあかんのやないの?』
と、

嫁が云った・・・。


『わかった・・・。』


『そしたら・・・、

一度僕とKの間を認めておきながら、

なんでダメなん?』

と僕・・・。



『なんでって、

不倫やん・・・』

と嫁・・・。


『不倫って・・・、

確かにそれはいい事やないと僕は思う・・・』


『でも・・・、

きちんと報告しあえば干渉しないって・・・、

前に話したやんか・・・


『それやから、

きちんと話したし・・・』

『お前が彼氏作ってもええんか?って

聴いたことにも、うんって答えたし・・・』

と、ここまで話すと

嫁の顔色が変わった・・・。


『彼氏の話はどうでもええやん・・・』


『はぁ・・・?、

別にお前の彼氏の話をしたいわけやないよ・・・』



・・・・・・!



もしかして・・・、

嫁は、

彼氏を作ろうとして失敗した・・・?

(相手に振られた・・・?)



そして・・・・、

実はそうだった・・・・・・。


相手は、

某チャットルームの男・・・。





その腹いせに

僕とKの仲を認めないと・・・・・・、



不倫という

言葉にかこつけて・・・、






挙句に

Kのことを

『あんな女どこがええねん!』

僕に、

云ってはならない一言を

嫁は云ってしまった・・・。




この一言で

僕は、

僕の心の中で、

嫁に対する気持ちが一気に冷めていくのが、

わかった・・・。







もう、

戻れない・・・。