症状/障害を制御する能力の高め方① | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 

 

<前回からの続き>

 



今回からは、


耐性領域を広げる

 

即ち

自律神経系の調整能力を高め、

(ポリヴェーガル理論で言うところの
腹側迷走神経系の働きを強める)

 

症状や障害(交感神経系や背側迷走神経系による

過度の防衛反応)にまで発展させない為のヒント

をお書きしてゆきたいと思います。




<症状/障害を制御する能力の高め方①>



①自己調整能力を高める


自己調整をする機能はポリヴェーガル理論では、
脳も含めた
腹側迷走神経複合体と考えられています。

例えば、

自分とよく似た個性を持っている愛しい我が子が
パニックになったり、わめき散らしている

と想像してみましょう。


その時、

我が子は交感神経系が耐性領域を超えて

過覚醒状態になっていると想像されます。


もしあなたがその子の母親であるならば、
どうやって落ち着かせる

(覚醒レベルを耐性領域内に戻す)でしょうか?


例;


「話を聞いてあげて落ち着かせる」


「ギュッと抱きしめてあげる」


「優しい笑顔で手を握って、

   落ち着くまで傍に居てあげる」


「大丈夫、大丈夫よ、と背中をさすってあげる」


「ちょっと深呼吸しようか?と一緒に深呼吸する」


等々。


逆に

愛しい我が子が塞ぎこんで、

ご飯も食べられずに布団から出られない

と想像してみましょう。


その時、

我が子は背側迷走神経系が耐性領域を超えて

低覚醒状態になっていると想像されます。


もしあなたがその子の母親であるならば、
どうやって元気づける

(覚醒レベルを耐性領域内に戻す)でしょうか?


例:
「話を聞いてあげて元気づける」


「あんたの好きなプリンを一緒に食べようか?とか
 あんたが好きなアイドルの動画を一緒に見ようか?

   等と気分転換させる」


(落ち込んでいるのなら)自信を持たせる声掛け

  (自分を責めてるのであれば)
 あんたは悪くないよ等の肯定の声掛けをする」


「こそばして笑わせたり、散歩に誘ったり、

   動くように持ってゆく」


等々。


それを

自分の中に過覚醒や低覚醒に陥った我が子が居るとして、
その子を俯瞰で見続けて言葉や動作でケア

してあげましょう。


自分(腹側迷走神経複合体)

我が子(交感神経複合体や背側迷走神経複合体)

俯瞰で見続けてケアする事を繰り返せば、

 

自律神経系の自己調整能力を高める事ができる筈です。




次回はこの続きである

「相互調整能力を高める」ヒントをお書きします。



<次回へ続く>

 

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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