恋愛/結婚がうまくいかない⑧被支配 | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 


<前回からの続き>



今回からは、

 

相手の支配から抜け出せないといった「被支配」
の状態に陥り易いが為に恋愛/結婚がうまくいかない方


に向けてお書きしたいと思います。






<被支配よって

   恋愛/結婚がうまくいかない人の例>


例:

B子さんは、2児の母である専業主婦です。

 

 夫は自分の思い通りでないとキレる人で、

 

 ”この前も言っただろ?!

 なんでワイシャツにアイロンをあててないんだ?!!”

 とか

 ”昨晩は早く寝ようと思ったのに、

 チビの夜泣きで眠れなかった!!

 お前は子供を寝かしつける事もできないのか?!!”


 等と、

 夫は所謂モラハラ男で、時には物を投げられたり、
 突き飛ばされて怪我をさせられた事もありました。


 最初の頃は、言い返そうとしましたが、


 ”言い訳をするな!!”と怖い顔で怒鳴られたので、
 今は夫の機嫌を損ねない様に、

 毎日”ゴメンなさい”と謝ってばかりいます。


 そんな毎日でしたから、

 B子さんは離婚も頭によぎるのですが、


 ”お金の面でも

 自分独りで子供二人を育ててゆく自信が無い・・・”


 と我慢の日々を過ごしています。」





<解説>


上のB子さんの例では、

”暴君”とみなされる
モラハラ夫に対して、


闘う事も逃げる事もできず、

無意識が凍り付きや服従といった防衛戦略を
採り続けている
と考えられます。

そして、

この様な防衛戦略を採り続けている原因として、

以下の2つが考えられます。


①幼い頃の養育者や年長者

 (兄・姉・親戚・教師・コーチ・先輩等)から
 トラウマチックな攻撃を受けて

 その相手を夫にダブらせてしまっている(転移)


②トラウマになる様な出来事が無くても、


 遺伝的に生まれつき

 大きな声や他人が怒っている表情、

 怒られる事等の不快刺激に対して超敏感である為に、

 

 逃げたり戦ったりできない様な

 幼い頃の防衛反応がそのまま持続され続けている

 

 (その両方が合わさっている場合もあります)


特に学校や職場等の”他の相手”になら、

言い返したり距離を取る事ができるのに


何故か恋人や配偶者にはそれができないとすれば、

「①」の転移の可能性が高いでしょう。


ただこの
B子さんの場合は、


「夫と別れた後の不安が強い」

 =不安・不快への過敏さ


「(独りで子を育ててゆく自信の無さ)」

 =逃げたり戦ったりの経験が乏しい


と想像できますので、

上の「②」による所が大きいのでは?と感じます。




次回は、

「被支配」によって恋愛/結婚がうまくいかない方
に向けて、

 

その解決のヒントお書きしたいと思います。




<次回へ続く>

 

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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