皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
今回からは、
相手の支配から抜け出せないといった「被支配」
の状態に陥り易いが為に恋愛/結婚がうまくいかない方
に向けてお書きしたいと思います。
<被支配よって
恋愛/結婚がうまくいかない人の例>
例:
「B子さんは、2児の母である専業主婦です。
夫は自分の思い通りでないとキレる人で、
”この前も言っただろ?!
なんでワイシャツにアイロンをあててないんだ?!!”
とか
”昨晩は早く寝ようと思ったのに、
チビの夜泣きで眠れなかった!!
お前は子供を寝かしつける事もできないのか?!!”
等と、
夫は所謂モラハラ男で、時には物を投げられたり、
突き飛ばされて怪我をさせられた事もありました。
最初の頃は、言い返そうとしましたが、
”言い訳をするな!!”と怖い顔で怒鳴られたので、
今は夫の機嫌を損ねない様に、
毎日”ゴメンなさい”と謝ってばかりいます。
そんな毎日でしたから、
B子さんは離婚も頭によぎるのですが、
”お金の面でも
自分独りで子供二人を育ててゆく自信が無い・・・”
と我慢の日々を過ごしています。」
<解説>
上のB子さんの例では、
”暴君”とみなされるモラハラ夫に対して、
闘う事も逃げる事もできず、
無意識が凍り付きや服従といった防衛戦略を
採り続けていると考えられます。
そして、
この様な防衛戦略を採り続けている原因として、
以下の2つが考えられます。
①幼い頃の養育者や年長者
(兄・姉・親戚・教師・コーチ・先輩等)から
トラウマチックな攻撃を受けて
その相手を夫にダブらせてしまっている(転移)
②トラウマになる様な出来事が無くても、
遺伝的に生まれつき
大きな声や他人が怒っている表情、
怒られる事等の不快刺激に対して超敏感である為に、
逃げたり戦ったりできない様な
幼い頃の防衛反応がそのまま持続され続けている
(※その両方が合わさっている場合もあります)
特に学校や職場等の”他の相手”になら、
言い返したり距離を取る事ができるのに
何故か恋人や配偶者にはそれができないとすれば、
「①」の転移の可能性が高いでしょう。
ただこのB子さんの場合は、
「夫と別れた後の不安が強い」
=不安・不快への過敏さ
「(独りで子を育ててゆく自信の無さ)」
=逃げたり戦ったりの経験が乏しい
と想像できますので、
上の「②」による所が大きいのでは?と感じます。
次回は、
「被支配」によって恋愛/結婚がうまくいかない方
に向けて、
その解決のヒントお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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