皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
前回までのやり方で、
強いネガティブな感情反応で終わる
いつもの自分の反応パターン(無意識下での処理のパターン)
を変える準備が整ったと思います。
今回は、それの実践編をお書きしたいと思います。
<ネガティブ処理のパターンを変えてゆく方法(下)>
注意:実践に入る前に、最近のネガティブ処理した
パターンの場面を思い浮かべながら、
下記の手順で何度もシミュレーション
を行った方が良いと思います。
⑰無意識下で行われている処理を
自分の頭の中で実況中継してゆく
→例:「お~っと、今まさにお母さんの表情や声を
「S」の感度の鋭さで意味づけしようとしています!」
(これは古館伊知郎調ですが・・・(笑))
「お~っと、”お母さんは怒ってる”と意味付けし、
深い処理の(D)が始まろうとしています!
やはりいつも通りに”お母さんの怒りフォルダー”
の中から”私がお母さんを怒らせた”ファイル
を開こうとしています!」
等々
⑱ここで、準備の段階でメモした
「フォルダーとファイルの一覧」を見ます
⑲そして同じフォルダー内の、いつもと違うファイル
(とそれにまつわる記憶)を敢えて参照してみましょう
→例:「いつもは”私がお母さんを怒らせたファイル”
を参照してるけど、
今日は”お母さんはストレスで疲れ切って
イライラしてるファイル”を開いてみよう!・・・
あの時も京香の事でイライラしてたよなあ~
あの時はお祖母ちゃんの介護でイライラして
愚痴をこぼしてたよなあ~」
等々
⑳そのファイルを参照して出てきた気持ちを伝える
→例:「お母さん、イライラしてるけど、
京香やお祖母ちゃんの事でまた何かあった?
私にできる事があったら何でも言ってね!」
㉑そのまま実況中継を続けます
㉒再びファイルを参照する時に注意して、
「⑲」と同様に、いつもと違うファイル
(とそれにまつわる記憶)を敢えて参照してみましょう
→例:母親:(イライラした表情と口調で)
「何ボーっとしてるのよ!
早く食べなさいよ!こっちが困るんだから!」
→「お~っと!扁桃体が過剰に興奮し、
神経が高ぶって来ました!
これは(O)によるものです。
果たして、自分の感情フォルダーの
どの感情ファイルを参照して、
強い感情反応の(E)へ持ってゆくのでしょうか?!
いつもは「怒りファイル」を参照してますが、
今回は「悲しみ」ファイルを参照する模様です!」
→(”悲しみファイルを参照して”
「あの時もわかってもらえなくて悲しかった・・・
そして、あの時も誤解されて悲しかった・・・)
㉓そのファイルを参照して出てきた気持ちを伝える
→例:「お母さん、私ね、このところ残業続きでミスも増えて
課長には怒られるし凄いストレス抱えてるの。
なのに頭ごなしに怒られて悲しかった・・・
お母さんも大変なのはわかってるつもりだけど、
私の事もわかって欲しい」等々
以上、
「分析し、準備をする事」「実況中継する事」
「ファイルを整理する事」
「敢えていつもと違うファイルを参照する事」
ができれば、
あなたが感じる感情も変わってくるでしょうし、
前頭前野等の大脳新皮質が働く事によって、
無意識下の感情をコントロールする事
ができると思います。
そして、
”新しいパターン”に基づいて
あなたの言動が変わる事によって
相手(この場合はお母さん)とのコミュニケーション
のパターンも良い方向へ変化してゆくと思います。
※それでも難しい場合は、お気軽にお問合せ下さい。
それでは今日も良い変化を
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