HSPの特徴(D・O・E・S)② | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

<前回からの続き>



今回は前回取り上げた

HSPを特長づける4つの気質(D・O・E・S)

に沿ってAさんの例を分析したいと思います。


Aさん(あれ?!お母さんの声に何だか険がある。

     声のトーンもいつもより低い。
     それに、表情もいつもと微妙に違う。


<分析>:この部分では、

      母親の「いつもとの微妙な違い」を感じ取る
      
「S」の感度の鋭さが働いています。


Aさん「私が何か怒らせる様な事をしたのかなあ・・・」

<分析>:ここから「D」によって過去の記憶と照合しながら

      深く考えてゆくといった深い処理が始まっています。


母親「お父さんも京香(妹)もとっくに食べ終わったから
    早くご飯食べてくれないと洗い物が終わらないのよ!」


Aさん(やっぱりそうだ。でも私だって仕事で遅くなった訳で、
     遊んでて遅くなったんじゃないし!・・・お母さんが
     こんなんじゃあ、ご飯も美味しく食べられないし、
     安らげない。でもお母さんも京香の受験や

     お祖母ちゃんの介護でイライラしてるんだろうなあ~)

<分析>:深い処理「D」)が続き、

      徐々に神経が高ぶり始め「O」)、
      
強い感情反応と共感(「E」)が始まろうとしています。


母親(イライラした表情と口調で)「何ボーっとしてるのよ!
    早く食べなさいよ!こっちが困るんだから!」

<分析>:Aさんが「深い処理」である「D」を行っているのを
      母親は「ボーっとしてる」と捉えてしまいました。



Aさん(抑えきれず)「私だってね、このところ残業続きで

    ミスも増えて課長には怒られるし凄いストレス

    抱えてるのよ!何でわかってくれないの?!」

<分析>:神経の高ぶり「O」)がMAXになり、

      強い感情反応「E」)が表出しました。


母親(ブスッとした表情で無言でリビングから出てゆく)


Aさん(あ~またキレてしまった・・・。お母さんが大変なのを
    わかっていながら辛く当たってしまって、益々お母さんは
    しんどくなるだろうなあ~。いつもこうなってしまう・・・
    私って本当にダメな娘だ。
    消えてしまった方がいいのかなあ・・・)

<分析>:深い処理である「D」はまだ続いていて、

      HSPの「良心的である」と言う気質の為に

      反省し、自分を責めています。


AさんそしてAさんは何故か涙が止まらなくなり、

    ご飯に箸も付けられずに
    自室のベッドに潜り込んで泣き続けました。


<分析>:深い処理「D」神経の高ぶり「O」

      強い感情反応「E」が中々止められない状況です。


※この様な流れを変える方法については

 以前お書きしましたが、


 次回からは別の観点から

 「この様なパターンにならないヒント」
 をお書きしたいと思います。
 

 


<次回へ続く> 

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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