人に嫌われるのが怖いあなたへ⑪ | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 

<前回からの続き>


今回は、


「嫌われる恐怖」を緩和させる為の
現実の場面での「実行」のうちの


「好きな相手との距離を近づける」

事についてお書きします。

(※ポイントや流れは、前回の「好きじゃない相手と距離を取る」事
 と同様ですのでご参照下さい)



①あなたの相手への評価に基づいて、

  距離の取り方を決める

例;「私はDさんには興味がある。だってBさん達の陰口には
   乗っからないし、しかもそれを気にせずいつも明るい。


   Dさんみたいになれたらなあ~。今度一緒にランチへ
   行こうかな?」




②あなたの中の「親」や「大人」の部分で、

  実行する事への不安を持ってる

 「子供」の部分を勇気づけする

例:「でも、もし私がDさんに

   ”ランチご一緒させて頂いていいですか?”

   なんて突然聞くと、

   Dさんは”突然、何?”と変に思うんじゃないかな?


   それにもしOKしてくれたとしても、

   何考えてるかわからないAさんも

   一緒って事になる・・・。


   Aさんがもし私の苦手な人だったらどうしよう?

   怖いよ~」


→これは、あなたの中の「子供」の部分が怖がっている訳
 ですので、あなたの中の
「親」の部分として、勇気づけ
 してあげましょう。


例:
「もしDさんに変に思われたら?と思うと怖いよね。
   それにAさんがあなたの苦手なタイプだったら
   気まずいよね。


   でももし、DさんもAさんも、あなたの事を受け入れて
   くれたら、会社の中に仲間ができる事になるよね。

   そうなったらどんな気持ちになる?


   少し勇気を出してみたら?私は応援してるわよ。」

  等々


→もしそれでも「子供」の部分が躊躇してる様でしたら、
 あなたの中の(論理的な)「大人」の部分からも助言
 してあげましょう。

例:「Dさんは以前、”いつも独りでどこに食べに行ってるの?”
   と笑顔で聞いてきたよね?


   君は”〇〇に食べに行ってる”と答えたら、
   Dさんは「そうなの・・・」と答えて会話終了
   になったよね。


   あの時のDさんの表情からして、君の事を
   「友達もいない寂しい奴」と思ってバカにした
   感じはなかったと思うけどな・・・。


   むしろ、誘おうと思ったけど、

   君が拒否する様な疑り深い表情を見せたから
   会話が途切れたのかも知れないね。


   また、突然誘うのが不自然だと思うのであれば
   自然な誘い方のセリフを考えればいいんじゃない?


   それに、Aさんとも会食できれば
   Aさんに対しても君はきちんとした評価を
   する事ができるんじゃない?」
   
   等々
    


 
③ターゲットを一人決めて、

 できる事から少しずつ実行する

例:
(不自然にならない様な誘い方のセリフを考えておいて)


  思い切ってDさんに
  「いつもランチはどこへ行ってるんですか?
   いつも同じ店なんで私さすがに飽きちゃって・・・」

   え?!△△ってお店ですか?その店は知らなかったな。
   どんなメニューがあるんですか?
   
   うわ~、私それ好きなんです。
   今日、ご一緒してもいいですか?」


等と、セリフを考えておいて思い切って声を掛ける
練習からを始めてみませんか?
 

 

 


④もし「子供」の部分が傷ついたなら、
 「親」としてケアしてあげる

例;(Dさんが「あ!ごめん。あの店いつも混んでるから
   3人はちょっと入れないかも知れないわ・・・」
   と返したきたので)

  「あ~、やっぱり私となんか行きたくないんだ。
   図々しい奴、と思われたんだろうなあ・・・」


→これは、あなたの中の「子供」の部分が傷ついた訳
 ですので、あなたの中の「親」の部分として、ケア
 してあげましょう。

例:「そんな風に考えたら辛いよね。
   でも私はあなたの”Dさんと友達になりたい”
   という気持ちを大切にして欲しいと思うわ。


   だってそれがあなたの本当の気持ちでしょ?
   あなたは悪くないよ。私はいつでもあなたを
   応援してるよ」等々


→もしそれでも「子供」の部分が塞ぎこんでる様でしたら、
 あなたの中の(論理的な)「大人」の部分からも助言
 してあげましょう。

例:「明るく人が嫌がる事を言わなくて
   君の評価が高いDさんが、そんな事を思うだろうか?


   Dさんが君だけ座れなくなる事を
   心配してると考える方が確率は高いんじゃない?


   だとしたら、”あ!お気遣いありがとうございます。
   もし入れなければ、私、いつものお店に行きますから”
   とか、言ってみたら?」等々




そして、もしあなたの願いを受け入れてもらったら、
感謝をしっかり伝えましょう。



そうして、あなたが気に入ったDさんと親しくなり、
よくわからなかったAさんの興味深い一面を知る事
になるかもしれません。



<次回へ続く>

 

 

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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