皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
今回は、
「嫌われる恐怖」を緩和させる為の
現実の場面での「実行」のうちの
「好きな相手との距離を近づける」
事についてお書きします。
(※ポイントや流れは、前回の「好きじゃない相手と距離を取る」事
と同様ですのでご参照下さい)
①あなたの相手への評価に基づいて、
距離の取り方を決める
例;「私はDさんには興味がある。だってBさん達の陰口には
乗っからないし、しかもそれを気にせずいつも明るい。
Dさんみたいになれたらなあ~。今度一緒にランチへ
行こうかな?」
②あなたの中の「親」や「大人」の部分で、
実行する事への不安を持ってる
「子供」の部分を勇気づけする
例:「でも、もし私がDさんに
”ランチご一緒させて頂いていいですか?”
なんて突然聞くと、
Dさんは”突然、何?”と変に思うんじゃないかな?
それにもしOKしてくれたとしても、
何考えてるかわからないAさんも
一緒って事になる・・・。
Aさんがもし私の苦手な人だったらどうしよう?
怖いよ~」
→これは、あなたの中の「子供」の部分が怖がっている訳
ですので、あなたの中の「親」の部分として、勇気づけ
してあげましょう。
例:「もしDさんに変に思われたら?と思うと怖いよね。
それにAさんがあなたの苦手なタイプだったら
気まずいよね。
でももし、DさんもAさんも、あなたの事を受け入れて
くれたら、会社の中に仲間ができる事になるよね。
そうなったらどんな気持ちになる?
少し勇気を出してみたら?私は応援してるわよ。」
等々
→もしそれでも「子供」の部分が躊躇してる様でしたら、
あなたの中の(論理的な)「大人」の部分からも助言
してあげましょう。
例:「Dさんは以前、”いつも独りでどこに食べに行ってるの?”
と笑顔で聞いてきたよね?
君は”〇〇に食べに行ってる”と答えたら、
Dさんは「そうなの・・・」と答えて会話終了
になったよね。
あの時のDさんの表情からして、君の事を
「友達もいない寂しい奴」と思ってバカにした
感じはなかったと思うけどな・・・。
むしろ、誘おうと思ったけど、
君が拒否する様な疑り深い表情を見せたから
会話が途切れたのかも知れないね。
また、突然誘うのが不自然だと思うのであれば
自然な誘い方のセリフを考えればいいんじゃない?
それに、Aさんとも会食できれば
Aさんに対しても君はきちんとした評価を
する事ができるんじゃない?」
等々
③ターゲットを一人決めて、
できる事から少しずつ実行する
例:(不自然にならない様な誘い方のセリフを考えておいて)
思い切ってDさんに
「いつもランチはどこへ行ってるんですか?
いつも同じ店なんで私さすがに飽きちゃって・・・」
え?!△△ってお店ですか?その店は知らなかったな。
どんなメニューがあるんですか?
うわ~、私それ好きなんです。
今日、ご一緒してもいいですか?」
等と、セリフを考えておいて思い切って声を掛ける
練習からを始めてみませんか?
④もし「子供」の部分が傷ついたなら、
「親」としてケアしてあげる
例;(Dさんが「あ!ごめん。あの店いつも混んでるから
3人はちょっと入れないかも知れないわ・・・」
と返したきたので)
「あ~、やっぱり私となんか行きたくないんだ。
図々しい奴、と思われたんだろうなあ・・・」
→これは、あなたの中の「子供」の部分が傷ついた訳
ですので、あなたの中の「親」の部分として、ケア
してあげましょう。
例:「そんな風に考えたら辛いよね。
でも私はあなたの”Dさんと友達になりたい”
という気持ちを大切にして欲しいと思うわ。
だってそれがあなたの本当の気持ちでしょ?
あなたは悪くないよ。私はいつでもあなたを
応援してるよ」等々
→もしそれでも「子供」の部分が塞ぎこんでる様でしたら、
あなたの中の(論理的な)「大人」の部分からも助言
してあげましょう。
例:「明るく人が嫌がる事を言わなくて
君の評価が高いDさんが、そんな事を思うだろうか?
Dさんが君だけ座れなくなる事を
心配してると考える方が確率は高いんじゃない?
だとしたら、”あ!お気遣いありがとうございます。
もし入れなければ、私、いつものお店に行きますから”
とか、言ってみたら?」等々
そして、もしあなたの願いを受け入れてもらったら、
感謝をしっかり伝えましょう。
そうして、あなたが気に入ったDさんと親しくなり、
よくわからなかったAさんの興味深い一面を知る事
になるかもしれません。
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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