人間関係の悩みの解消~⑥(夫婦・親子・嫁姑・等、家族の問題を癒す内観法的な方法) | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

 皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。

 今回は、私自信が日々実践している、「内観療法」(吉本伊信と
いう方が創始して、臨床現場にも普及した心理療法)をアレンジ
した、他人の気持ちがわかったり、自然と感謝の念が湧いてくる
方法をお伝えしたいと思います。

 まず、本来の「内観療法」は、一人ずつ対象(母・父等)を思い
浮かべ、自分の幼児期~現在まで、3年~5年位の周期に分け
て、以下の3点について思い当たる事を全て調べてゆきます

①(その時期にその人に)「してもらった事」
②(  //                    //    )「して返した事」
③(  //                    //     )「迷惑を掛けた事」

それを施設等で合宿し1週間くらいかけて思い出し、その人に
対する新たな見方ができるような”気付き”を得る、という様な
ものです。

 私の場合はそれに加えて、その相手が「その出来事の時に
どう感じただろうか?
」と、「本当はどうしたかったのだろうか
と、「本当はどうしてほしかったのか?」という感情を理解しよう
とする項目も付け加えて行っています。

<内観療法的に家族との関係を癒す方法>
 
①対象を決める
  まず、「許したい・許されたい」人、「理解したい・理解してもらい
  たい人」等から、対象(親や祖父・祖母、兄・姉、姑、夫等)となる
  人を決めます。(最初は、まず対象を一人に絞って行って下さい)
 
②情報を集める
  その人の人生で起きた”事件”や心が動揺したであろう出来事、
  ”辛かったであろう出来事”、嬉しかったであろう出来事、を調べ
  、或いは聞き出しておく。
  
 (※因みに私の場合は、70年近く前に戦死した祖父の名前や
  思い出、亡くなるに至った状況、更にその知らせを受けた時の
  祖母の様子やその後の状況等を父に聞きました。
  更に、母が苦労した出来事や一番悔しかった時の思い、私が
  生まれる頃や小さい頃の兄の様子等を母に聞いたりして、
  家族の一通りの情報を得ました)

③その対象となる人を思い浮かべて、
 「してもたった事」、「して返した事」、「迷惑掛けた事」を
 思い出す。(
1回目は書き出す)

④その対象となる人に起こった人生で重要な出来事を思い浮か
 べる。

⑤その”出来事”がその人に起きてる場面を想像して、
 「何を感じただろう」、「本当はどうしたかったのだろう
 「本当はどうして欲しかったのだろう」を想像
する。

⑥その対象となる人の顔を思い浮かべながら
 (1)「迷惑を掛けた事」、「して返せてない事」に対して、心の中で
   「ごめんね・・・」と言う


 (2)「して頂いた事」に対しては、心の中で「ありがとう」を言う

 (3)「本当はどうしたかったか?とか、どうして欲しかったか?」
   という、その人の真意に気づいたら、それに対しても「本当は
   〇〇したかったんだね。そんな気持ちを私に持っていてくれた
   てたんだね、ありがとう!でも、それをわかってあげられなくて
   ごめんね」等と、ごめんね」や「ありがとう」を言う。 

それでは、今日も良い変化を。


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