現在の絶望感や無力感、喪失感から抜け出すには? | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

 皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。

 今回は「今の絶望感や無力感、喪失感から抜け出すヒント」
をお伝えして行きたいと思います。

 人が絶望感や無力感、喪失感に襲われる場面としては
大きく分けて3つあると思います。

①「〇〇したいのに、できない」
→例えば「過食を止めたいのにできない」とか、「学校や会社に
行きたいのに行けない」等、症状が原因で、できなくなっている
場合等。

 これらは多くの場合、悲しみ→怒り→憎しみ・恨みと
変化し、自分を責めてしまう事が多いです。(※それが他人の
責任だと認識した場合は他責に転ずる事もある)

②「〇〇して欲しいのに、してもらえない」
→例えば「引きこもりの子供に社会復帰して欲しいけどして
くれない」とか、「夫が不登校の我が子にもっと接して欲しい
のに、強力してくれない」、「姑が私の意見を聞いて欲しいのに
聞いてくれない」等々。

 これらは多くの場合、悲しみ→怒り→憎しみ・恨みと変化し、
他人を責めてしまう事が多いです。
(それが自分の責任だと認識した場合は自責に転ずる事も
ある)

③「喪失(大切な人やものを失った)」
→例えば、最愛の身内や恋人、親友、ペット等を失ったり、
財産や大切なものを失った場合は、「誰も責めようのない
悲しみ」を感じます。

 そしてそれら3つの状態から抜け出すヒントとしては、「でき
るだけ早い段階で自分の感情を感じてあげる」
という事です。

 そんな事を言うと「感じていますよ!ああ悲しい、腹が立つ・・・」
と仰るかも知れません。

 ただ、それは「感情を感じているのではなくて、”悲しい”、”腹
が立つ”という”思考”がぐるぐる回っているだけ
」なのです。

 それが証拠に頭の中で「〇〇できない自分なんて、ダメだ・・・」
とか「〇〇してくれないあいつは、腹が立つ・・・」とか「あの人は
〇〇してくれたよな。でも私はあの人に△△してあげれなかった
・・・」等と、頭の中で”言葉”が渦巻いてないでしょうか?

 そういった思考(頭の中の言葉)に縛られている以上、感情を
感じる事はできません

(感情そのものは言葉を持たないものです)

 そして、早い段階(悲しみや怒り)で感情を感じてあげないと、
”憎しみ”まで来てしまうとそこから抜け出すのに苦労
してしまい
ます。

 ※特に③の「大切な人やものを失った喪失感」を感じておられる
人は、前向きな人ほど”すぐに立ち直ろう”と行動してしまい、自分
の感情を十分感じる事なくフタをしてしまう事がありますので、
注意が必要で
す。

「喪の仕事(グリーフワーク)」と言って、感情を十分に感じ、立ち
直るまでの期間を十分に取ってあげる事が大切
です。

 では「感情を十分に感じる為には、どうすれば良いか?」ですが
その為の方法は前回お書きしましたので、
「ありのままの自分を認めるには?②感情編」をご覧ください。


それでは、今日も良い変化を。

☆お問い合わせ・ご相談は下記の私のホームページを
 ご覧ください。
     新大阪駅 徒歩1分!
「心の相談ルーム」オアシス大阪
(超短期解決、全額返金保証制度有り)

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
↓ 今回の記事に共感して頂いたら、お手数ですが
  クリック応援をお願い致します。とても励みになります。

心理カウンセラー ブログランキングへ