和歌山県田辺市本宮に台風12号災害ボランティアに行ってきました。
火曜日に車で移動中、ラジオで台風12号の被害の様子とボランティアが不足しているニュースが流れました。
手帳をみると1ヶ月先まで予定が詰まっている中で、1日だけ予定のない日がありました。
真おやじ塾事務長の加藤君に「明後日、和歌山に行くぞ!」
朝、3字に出発しました。
向かうのは和歌山県田辺市本宮町です。
高速道路を下りてから山間部へ向かうこky道168号が通行止です。
かなり迂回しなければなりません。
しかも、通行できるのは10分だけです。
狭くてひどい1本道の交互通行で、その迂回路も土砂崩れを補修したあとが残っていました。
無事たどり着いて、まず向かったのは知人の実家、民宿「熊野瀬温泉」
民宿は無事でしたが、ほんの少し下の田んぼは浸かっていました。
でも、ご無事で本当に良かったです。
各地からボランティアに駆けつけてこられてました。
各地にその爪痕が残っていました。
そして、我々が作業をさせて頂いたのは畳屋さんの河原さんの作業場でした。
2階まで水に浸かっているので水を含んで重かったです。
沢山ある工具もみんな泥だらけです。みんな洗いました。
ここまで水が来たと示す河原さんは、すぐに休憩休憩と言って気を使ってくれていました。
「さっき休憩したばかりじゃないですかと言ったら。」
「そうやったか? まあええやん。」とお茶目なおじいさんでした。
無事、片付きました。
「1日しか行けなくて大した役に建てないけど、まず動こう! それを報告することで動ける人が出てくる。」そんな思いでした。
実際に行ってみると現地の方達は「今回の災害は人災やで、ダムの放流の仕方が悪いんや。」と言われていたのが印象的でした。
ただ、「前回は水はこの辺までやった。」と水害に慣れている様子、たくましさを感じました。
まだたくさんの御宅で泥出し作業があります。
関西にいて同じ近畿仲間の和歌山をほっておけません。
道が寸断されているので、少々時間が掛かりますが、日帰りで十分行けます。
いたるところで川があふれていて、実際見てみるとこんな幅の広い川があふれるなんてと驚きました。
小さな力でも行くことで「本当によく来てくれた。すごく嬉しい。元気が出るわ。」と言ってもらえます。
それに応援に行って勇気をもらって帰ってきました。」
前に向かって進もうとする姿に感銘させられました。
とにかく動こう!