景気の回復とともに、価格改定が進んでいるような気がしますが、
価格の適正な落としどころって、どこなんでしょうか?
消費者の立場から言えば、安い方が良い。
生産者の対場から言えば、高い方が良い。
これが、市場競争・・・需給関係で決定される・・・
ここに、規制が入ると、それが歪められる・・・
景気が良くなる・・・経済が成長する間は、
それらが機能していたんでしょうけど、
だんだんと、これが機能不全をおこしているかもしれません。
例えば、水道料金。
人口減に伴う需要減や、老朽化した施設の更新に
費用がかかるという課題に直面する水道事業。
赤字を出さずに継続するには、
約30年間で6割の水道料金の値上げが必要との
試算を日本政策投資銀行がまとめた。
市町村が担う水道の事業は、
小規模のものも含めて全国に約7千。
厚労省によると、人口減や節水機能付き家電の普及により、
水の需要は減少。
2060年ごろには、ピーク時の2000年から約4割減ると推計
経営状況の悪化のため、水道管の更新などへの投資ができず、
老朽化が進む・・・
こういった現実が、ジワリとそこに・・・
多分、水道料金ばかりじゃないんでしょうね。