堀井ベーカリー | 足立区のパン屋さん 台東区のパン屋さん

足立区のパン屋さん 台東区のパン屋さん

フリーアナウンサー篠崎 菜穂子が、足立区、台東区など下町のパン屋さんを紹介します。

旧田中小学校の近く、通りの一角にある「堀井ベーカリー」さん。


赤い屋根が目を引く堀井ベーカリーさんは、昭和43年オープンという老舗のパン屋さんです。
今のご主人である堀井 幹男(ほりい みきお)さんのお父様の代から続いているそうです。
現在は幹男さんと奥様のちえ子さんのお二人でお店を切り盛りしています。大学3年生と1年生の息子さん、中学校3年生の娘さんのご両親でもあります。


パンの種類は60種近く。酵母はイーストを使用しています。お二人のアイデアで新作パンも時折、出しているそうです。
パンは惣菜パンが多く、具材がたっぷりはさまって、ボリュームたっぷり。コッペパンに惣菜をサンドした調理パンのバリエーションが豊富です。
コッペパンは少し甘めで、バターロールに近い生地だそうです。ほとんどの惣菜パンが手作りで、カスタードクリームも自家製です。


人気のカレーパンカレーパン粉も自家製。タイミングが合えば、揚げたてのカレーパンやドーナツも楽しめます。
他にも焼きそばパン生クリームをはさんだパンあんぱんあんドーナツも人気だそう。
奥様のお勧めは焼きたてのフランスパンや食パンで、食パンは1本丸々買って行く方もいらっしゃいます。
お客さんはほとんどが常連さんで、朝、通勤時に買って行く男性が多いそう。オープンから朝の9時頃までがピークだそうです。
これからも「変わらないお店でいたい」という堀井ベーカリーさん。「いつ行ってもあるよね」と言われるような、「食べて懐かしいからまた来た」と言われるようなお店でいたいそうです。


小さな頃からずっと食べてきた、ふわっとして柔らかくて安心して食べられる日本のパンたち。

気がついたら、そういうパンが食べられるお店って、とても少なくなってしまった気がします。
いつまでも変わらずにそこにいてくれる安心感。初めて訪れてもなんだか懐かしく感じてしまうような素敵なパン屋さんでした。


食パン堀井ベーカリー
住所
  台東区日本堤1-35-8
電話  03-3873-0751
営業日・時間 AM6:30~PM7:00  日・祝休み